令和の「もったいないばあさん」現る! 節約家の義母にドン引きした話

私の義母は俗にいう“捨てられない女”。幼少期に貧乏な家庭環境だったからか、何でも「もったいない!」と捨てずにとっておきます。そんな彼女がわが家に泊まりに来たときのこと。義母の驚きの行動で、娘が泣いてしまう事態に! 過度な節約家の義母に、心底ドン引きしたエピソードです。

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義母は“捨てられない女”

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 義母は、お惣菜に使われるプラカップはもちろん、お弁当やお寿司に入っているバランや輪ゴム、しょう油が入っている小さな容器などありとあらゆる物を捨てずに取っておくタイプ。義実家は、物であふれてゴミ屋敷のようになっています。

 夫いわく、義母は幼少期に貧しい農家で育ったせいか「もったいない精神」が強いのだとか。
 結婚当初は、倹約家で主婦の鑑だと思っていたのですが、度が過ぎる義母の行動に、いつしか私は、「令和のもったいないばあさん」だと思うようになりました。

節約モード全開! 義母の驚きの行動とは

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 ある日、小学生の娘が夏休みに入ったこともあり、車で1時間ほどの場所に住んでいる義母がわが家に初めて泊まりに来ることになりました。

 義母は自宅だけでなく、「もったいない」の精神を私にも強要するので、早速台所の三角コーナーネットやキッチンペーパーを洗って再利用し始めました。

 それだけでも私はプレッシャーに感じていたのに、次は部屋中のコンセントを
 「使っていないんだから電気代がもったいない」と抜き始めたのです!

 Wi-Fiは使えなくなるわ、スマホもすぐに充電できないわで大迷惑。夫は
 「勝手にコンセントを抜くなよ」と呆れ口調で言っていましたが、そんなのお構いなしの義母。
 その翌日、娘を巻き込む大事件が発生したのです。

DVDも主電源オフ! 娘が泣きだす大惨事に…

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 娘はダンスを習っていることもあり、音楽番組が大好き!
 その日も、長時間にわたってテレビで放送される音楽番組を楽しみにしていました。おばあちゃんが遊びに来るから、後でゆっくり見られるようにとDVDで録画予約をしていました。

 ところが翌朝、娘がいくら探しても番組が録画されていないのです!
 「ママ~!!」と大声で叫び、
 「何で録画できていないの?!」とすごい剣幕で迫ってきました。

 どれどれ… と私がチェックすると、やはり録画はされていない様子。
 なぜだろうと思った瞬間、義母が
 「あ~、誰も観ていないからテレビとDVDのコンセントは抜いておいたわよ」と素知らぬ顔で言うのです!

 娘はそれを聞いて愕然とし、
 「ひどい! 楽しみにしてたのに」と泣き出してしまいました。

 私もさすがにこれは非常識だと思い、怒りに任せて義母に言ってしまったんです。
 「勝手にうちのコンセントを抜くのは金輪際止めてください! ハッキリ言って迷惑です」と。

 すると義母は
 「何よ、電気代が高くて気の毒だと思ったから親切でやってあげたのに!」と応戦。娘の前だということもあり、私は一旦引き下がりましたが、怒りは冷めませんでした。

孫の泣き顔でハッとした義母! でも後悔先に立たず

 その後、録画できなかった番組は、友達に連絡をしてなんとか見せてもらうことができました。でも義母へ不信感を抱いた娘は、夏休みに一緒に出掛ける予定をキャンセルすることに。

 義母も、そこまで孫を傷つけてしまったということに気が付いたようですが、時すでに遅し…。
 義母はその日のうちに自宅へ帰り、その晩、義父はもちろん、夫からも電話でこっぴどく注意されたようで、後日、謝罪の電話がありました。娘は許したというよりも、ややあきれ顔…。

 これに懲りた私も娘も、今後は「おばあちゃんを泊めてはいけない」と思い、その後は遊びに来るのをなんとなく断るようになってしまいました。

 確かに節約することは電気代だけでなく地球環境にとっても良いことではありますが、他人に強要するのはNG行為だと思います。今回のことで、少しは義母も反省してくれたらいいなと思いました。

(ファンファン福岡公式ライター / なないろさん)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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