九州国立博物館だより【10月・11月号】＜PR＞

　九州国立博物館（福岡県太宰府市）では特別展「古代メキシコ －マヤ、アステカ、テオティワカン」がいよいよ始まりました。メキシコの伝統文化「死者の日」に関連し、ガイコツが踊ったり、演奏したりする、楽しいイベントが盛りだくさんの「死者の日フェスタ」も開催します。

【特別展】「古代メキシコ －マヤ、アステカ、テオティワカン」　＜3F＞

　メキシコには35もの世界遺産があり、なかでも高い人気を誇るのが、古代都市の遺跡群。3千年以上にわたり、多様な環境に沿って文明が開化しました。本展では、その中でも「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」という代表的な3つの文明に焦点をあて、出土品約140件を紹介します。

会期：開催中～12月10日（日）
会場：3階特別展示室
観覧料：一般2,000円、高大生1,300円、小中生900円

マヤ文明

　暦や文字など高度な知識を有する王や貴族が中心となって、巧みに交易と戦争を繰り広げることで発展しました。
　ユカタン半島のハイナ島では、王や貴族をはじめ当時の様々な役職の人々の姿を写した土偶が見つかっています。
　日本に初上陸したマヤの「赤の女王（レイナ・ロハ）」の副葬品も一挙公開！

■マヤ世界に生きた人々

■赤の女王のマスク・冠・首飾り

テオティワカン文明

　「太陽」「月」「羽毛の蛇」の三大ピラミッドを擁する巨大な計画都市を築きました。

■死のディスク石彫
　地平線に沈んだ夜の太陽を表した石彫だと言われています。

■モザイク立像
　月のピラミッドで12人の生贄（いけにえ）の骨と一緒に見つかった埋葬品。

アステカ文明

　首都テノチティトランを築き、軍事力と貢納制を背景に強国を拡大しました。

■鷲の戦士像
　戦場で英雄的な死を遂げ、鳥に変身した戦士の魂を表しているそう。

■トラロク神の壺
　雨の神であるトラロクの装飾が壺に施されています。

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死者の日 フェスタ in 九州国立博物館

　特別展「古代メキシコ – マヤ、アステカ、テオティワカン」に関連したメキシコ舞踊やメキシコの伝統文化「死者の日」に関連した楽しいイベントを開催。11月19日（日）までは「死者の日」に欠かせないオフレンダの巨大モニュメントが登場しています！
　詳細はホームページをご覧ください。

■10月22日（日）　ビバ！メヒコ！
　メキシコ伝統舞踊のステージ！
出演：マーハ・フローレス舞踊団
時間：1回目13:00、2回目15:00
場所：1階ミュージアムホール
観覧料：無料

■1１月3日（金・祝）　ガイコツが踊る愉快なステージ
　福岡で絶大な人気を誇る劇団「あんみつ姫」がガイコツになって踊るステージ。
出演：あんみつ姫
時間：1回目13:30、2回目15:00（各回30分程度）
場所：1階ミュージアムホール
観覧料：無料（先着順）
※当日10:30から座席指定整理券を配布。「古代メキシコ展」観覧券（半券可）もしくはQRチケット画面の提示が必要

■11月3日（金・祝）・4日（土）・5日（日）　「赤の女王」出没！
　アジア初公開の出土品「赤の女王」が「死者の日」の九博によみがえる!?　九州国立博物館周辺に出没する「赤の女王」を見つけ出せ！　撮影したあなたには良いことがあるかも…？
　X（旧Twitter）に「#古代メキシコ展」をつけて投稿orフォロー＆リポストすると、抽選で3人に展示会オリジナルグッズをプレゼント！

■11月4日（土）　ガイコツマーチングバンド
出演：福岡ドリームスカウツパフォーマンスコー
時間：1回目11:00、2回目13:00（各回30分）
場所：屋外イベント広場（雨天中止）
観覧料：無料

■11月4日（土）・5日（日）　メキシコ伝統文化「ピニャータ制作体験」
時間：1回目11:00、2回目13:00、3回目14:：00、4回目15:00
場所：1階研修室
参加料：無料（先着順、各回20人）

■11月4日（土）・5日（日）　死者の日を体験「ガイコツお面ワークショップ」
場所：1階和室
参加料：無料（先着200人）

あじっぱからのお知らせ

　「あじっぱ」は、アジアやヨーロッパの国々の文化を五感で体験することができる体験型展示室。これまで土・日曜、祝日限定だった「体験ゾーン」を、10月3日から平日も開室するようになりました。
※入室人数を制限しているため、お待ちいただくことがあります。

九州国立博物館

住所：福岡県太宰府市石坂4-7-2（太宰府天満宮横）
営業：9:30～17:00（入館は16:30まで）
休館：月曜（月曜が祝日・休日の場合は翌日）
電話：050-5542-8600（ハローダイヤル 9:00～20:00）／年中無休

提供：九州国立博物館