妊娠・出産をきっかけに良好だった義両親との関係が悪化 義理の娘やめます!

2人兄弟の長男に嫁いだ私。親切で思いやりのある義母と義父に温かく迎えられ、まさに幸せの絶頂の時に私の妊娠が発覚。誰もがうらやむ嫁と義母の関係が続くと思いきや、私の期待はあっさりと裏切られたのです。妊娠を知らせた直後から産後までの約1年間に炸裂した義母のまさかの言動と行動… これはもう「もうあなたの義理の娘やめます!」。

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義母との関係は良好そのもの

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 夫とは2年ほどの交際を経たのちに結婚しました。夫は当時、口数が少なく奥手で女性にはモテないタイプ。心配した義父がお見合いの場をセッティングするようなこともあったそうです。夫が私を婚約者として紹介した時は義母・義父共に万歳三唱レベルの喜びようでした。

 義母は「娘ができた」と大喜びで、自分の買い物ついでに私の好きな食べ物や小物などをお土産に買ってくるほどでした。実母と不仲だった私はそれを心地よく感じ、お互いによい関係を築き始めたのです。そんな時に私の妊娠が発覚しました。しかしこの後からは、階段を転げ落ちるように義母との関係が悪化していったのです…。

義母に少しずつイライラ

 義母は元々社会人としての常識が欠けており、度々イラっとさせられることがありました。

 私は、いわゆる“高齢出産” でした。初産だったため不安要素が多く、妊娠継続でさえも自信のない状態でした。
 そんなある日、私・夫・義母の3人で、夫の親戚宅を訪問していた時のことです。親戚たちの前で突然、義母が得意げな顔で
 「うちもねぇ~赤ちゃんができてね、〇月になったら産まれるのよ。ねぇ?」と私に一言の断りもなく妊娠自慢を始めたのです。私は、まだ安定期にも入ってもいないというのに勝手に公表した義母に対して驚きと怒りで頭がいっぱいに。この一件以来、義母に対して不信感を抱くようになりました。

産後は義両親宅へ

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 その後は無事に出産。出産直後から夫が仕事の関係でしばらく家をあけることが決まっていたため、退院後は義両親宅でお世話になる段取りになっていました。不安を感じながらも疎遠な実母や遠く離れた子育て中の兄弟達に頼るわけにもいきません。

 ただ義母は2人の子育ての経験者。少なくとも私よりは子育てに関して経験豊富であることは間違いありません。ここは大人しくお世話になろうと腹を据えました。そして退院後… 赤ちゃんの沐浴の時間を迎えます。義母が「私が入れる」と手伝いを買って出たのです。

 ところが任せてみたものの
 「お風呂の温度は?」
 「水にお湯を足せばいいの? お湯に水を足すの?」と右往左往しています。そして最後に義母が言い放った言葉にあ然。
 「私、自分の子どもの沐浴をしたことがないの。だってお父さん(義父)が全部やってくれたから!」と。

 また別の日に、親族が小学生の子を連れて、赤ちゃんを見にやってきました。怖がる小学生に
 「抱っこしてみなさいよ!」と赤ちゃんの抱っこを強要する義母。首も座ってないのに、小学生に無理やり抱かせるなんて非常識な! 私は心の奥底で怒り狂っていました。

 一方で子育てを一手に引き受けていたとされる義父はというと… 私が義両親宅に滞在し始めた初日から咳をし始めました。義父にしてみれば自分の家、とはいえ新生児と産後の嫁がいるというのにマスクもしません。案の定、赤ちゃん・私・義母に風邪のような症状が出始めました。

我慢の限界がやってきた

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 慣れない子育ての手伝いどころか風邪までうつされて、もう我慢の限界です。
 荷物をまとめて子どもと一緒に、誰もいない自宅に戻りました。もう夫の実家には戻らないことを、夫から義母へ伝えてもらいました。

 その後、義両親宅を訪問しても、義母から話しかけられるまでは会話が始まりません。義父にいたっては、帰宅するまで終始一言も会話しないのが当たり前といった、ギクシャクした関係となりました。

 妊娠前までは良好だった義母・義父との関係。出産・子育てを機にすっかり関係性が変わりました。今では義両親宅へは足が向かず、子どもと夫だけで遊びに行く機会が増えました。今後、義母・義父の介護問題が出てきたらどうしようかとヒヤヒヤする毎日です。

(ファンファン福岡公式ライター/ダイワ エノ)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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