約10年前、長女を妊娠中に夫の実家へ遊びに行きました。その日は義姉も遊びに来ていて、子どもの名前の話になったのですが…。義姉から衝撃の一言が! 名前をバカにされたような気持ちになり、ショックを受けた出来事です。
長女を妊娠中に義実家へ
ある日、義実家で食事をすることになり、夫と2人で義実家へ向かいました。義実家には、義母と義妹が住んでいたのですが、その日は結婚して家を出た義姉も遊びに来ていました。
私は結婚当初から、わがままで自分勝手な義母が苦手でしたが、それと同じくらい義姉もわがままな性格で苦手でした。そして、義母は義姉の言うことをなんでも聞いていたのです。
母子家庭だったこともあり、夫、義姉、義妹、3人とも高校時代から奨学金をもらっていたのですが、なぜか義姉の奨学金の返済だけ義母がしていたというではありませんか!
私はその話を義妹から聞いて、とても驚きましたが
「お母さんは、お姉ちゃんのことが一番かわいいから仕方ない。お姉ちゃんが言うことはなんでも聞いちゃうから…」と義妹も言っていました。
兄弟仲が悪いわけではないのですが、義姉だけが贔屓されていることは、私がみてもわかるほどでした。
義姉から衝撃の一言
食事中は特に問題が起こることもなく、夫も久しぶりに会った義母たちとの時間を楽しんでいました。 すると、義妹が
「子どもの名前は考えてるの?」と私に聞いてきたのです。
性別が女の子とわかってから、夫と2人でいろいろと考えてはいたのですが、なかなか1つに絞ることができず悩んでいることを義妹に伝えました。
義妹は
「2人の名前の漢字を1つずつ取るのはどう? 友達がお互いの名前の漢字を1文字ずつ取って名前を付けてて、いいなぁって思ったんだよね」と笑顔で言ってきました。私の名前の最後に「子」が付いていることから、夫の漢字一文字に「子」を付けた名前を提案してきたのです。
するとその瞬間、義姉が間髪を入れずに
「は? 今時“子”が付く名前とか付ける人いないでしょ? ダサくない?」と鼻で笑うような感じで言ってきたのです。
私の名前に「子」が付いていることを知っているのに、「そんなこと言う!?」と思ってしまい、何も言い返すことができませんでした。
モヤモヤした気持ちで終わった食事会
義妹は
「そんなことないでしょ!」とフォローしてくれたのですが、義姉は納得できないような顔をしていました。
確かに「子」が付く名前は、今時ではないのかもしれないですが、本人を目の前にして馬鹿にするような言葉を悪びれる様子もなく言う義姉には驚くばかりでした。
夫と義母は、義姉に悪気がないと思っているのか、それとも義姉と同じように名前をダサいと思ったのかわかりませんが、ずっと黙っていました。
義妹が話題を変えたことで、この話は終わりましたが、モヤモヤした気持ちが心に残り、それ以上義姉と会話をすることはありませんでした。
義姉とは距離を置くようになった
この出来事がきっかけとなり、義姉とはさらに距離を置くようになりました。夫は義姉のことを「昔からあんな感じだから、何を言っても無駄」と思っているようです。
その後無事に長女が産まれ、「辛いときにもしっかりと前を向いていけるように」という思いを込めて、夫と2人で考えた名前を付けました。
もし、私達が本当に「子」が付く名前を考えていたら…。どんな気持ちになるか、義姉は想像できないのかなと思ってしまいました。
義姉の言葉が冗談だったのか本心だったのかはわかりません。でも、相手の気持ちを考えずに思ったことをすぐ口にする義姉のことを今でも好きにはなれず、必要最低限の付き合いしかしていません。
(ファンファン福岡公式ライター / emu)