コロナ自粛で断酒55日目 ~久留仁譲二の肝臓 ガンガン浄化中~

 コロナ自粛、大変ですねえ。前も書いたような気がしますが、飲み屋さんが自粛要請受けて営業を縮小、私久留仁譲二は、先々月3月27日(金)の夜以来、一滴も酒を口にしてません。こう書くと、政府お得意の「ごはん論法」の使い手たちは、「焼酎は飲んだっちゃろ」とか「ビールは飲んだのね」とかつまらんチャチャを入れてきますが、一蹴させていただきます。清酒だろうが、焼酎だろうが、ワインだろうが、ビールだろうが、いわゆる「アルコール」は飲んでないのです。今夜で55日、ゾロ目で縁起が良いです。まあ、無理に我慢して酒を断ってるわけじゃないんで、いつ飲み始めてもいんですが。しかし、当然というか血液検査の肝臓の数値は確実に良くなってるんで、それはたのしみですなあ。

 こんにちは。久留仁譲二です。やはり暑くなってきましたね。まだ、冷房を使うのは早い、と言い聞かせて、寝るとき、網戸にしてます。明け方は涼しいというか寒いです、まだ。  さて、説明文に書いたように、今夜飲まなければ、「無酒55日達成」です。やればやれるもんですな。おしゃべりの私は、人と一緒に飲み屋で飲まなければ楽しくないので、一人静かに晩酌とかせんのです。それでも40代までは、単身赴任の部屋でダイエーで買ってきた500円ワインとか、サッカーとか深夜番組とかテレビ見ながらスルメやチーズを肴に飲んでました。50代になり、原則自宅では飲まなくなりました。なので、自然と飲んでないのですが、あれ、一度掟破って飲みだすと、翌日もそのあくる日も飲みたくなるからご用心、夏にご用心。淳子のお願い。  話それましたが、とにかく飲んでません。ぼちぼち夜のまちに繰り出し始めるつもりですが。

出典:譲二

 私が部屋飲みを控えるようになったのは、酒代がもったいないというのもありますが、年相応に健康のことも考えてのことです。いくら飲んでも二日酔いにならん人とか絶対吐かない人とかちょいちょいいますが、彼らは肝臓の出来が違います。アルコールが体内で変性して出来る有害物質「アセトアルデヒド」を片っ端から分解して水に変えてしまう”魔法の酵素”を生まれ持ったしあわせな人種です。野球に例えれば大谷翔平、サッカーでは小野伸二みたいな天才肌の酒飲みです。  自分久留仁は違います。酒界の苦労人、先ごろ亡くなった野村克也さんとか”ボンバーヘッド”こと中澤佑二みたいな”叩き上げ”です。夜な夜な飲めない酒をがぶ飲み、目と鼻から涙をドボドボ流しながら、二日酔いで点滴を打ちながら、ようやく人並みに飲めるようになった努力型です。あ、これ決して人に勧めてるわけじゃないですからね。馬鹿な私が若気の至りで勝手にやってきた「しくじりの記録」です。私は人に酒を無理強いするのも嫌いですし、「一気飲み」のごときは、神聖なる酒への侮辱であり、楽しい話題も場を盛り上げる芸も持たない立場の弱い人たちの最後の手段だと思っています。酒は楽しむためのものなので、自分の好きなように自分のペースで飲めばよいんです。飲みたくない人は飲まなきゃいいし。  で、そんな「弱虫酒飲み」の私は、吐いたり二日酔いになったりすることこそ少なくなりましたが、ついつい飲み過ぎての後悔はいまだにあります。連日そんなことを繰り返すと、肝臓のγ-GTP(ガンマジーティーピー)の値が基準値をとてつもなく上がります。上に掲げた検査表の説明をご覧ください。

出典:譲二

 さて、今年に入っての血液検査の結果です。右から左に変遷がたどれます。γ‐GTPのところに着目です。1月、2月は正常値です。が、3月7日に一気にオソロシイ数値になりました。ハッシュタグ(#)付いてます。悪い数値であることの警告です。  で、そのあとの検査からが「無酒」状態に入ってのものです。ちょっとずつですが、下がってます。

出典:譲二

 そして、上の写真が今月に入っての最新の結果です。ようやく100を切り、ハッシュタグが消えてます。  でも、2月のいちばんよかったときには、まだ届いてません。「無酒」の効果があらわれてません。  この「肝臓リポート」は、これからもちょいちょい続けていこうと思います。自らの肝臓の値を世間にさらし、自分を追い込んで、”理想の肝臓”を手に入れるために。応援よろしくお願いします。  そのうち、「血液型」の話も書きたいと思います。  では、良い木曜夜と金曜朝をお迎えください。

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著者情報

米国の本家と同い年のシニアブロガー。毎晩長いときは30分に及ぶ歯磨きを欠かさない。最近覚えたメルカリへの出品にはまっている。
17年乗った作業用の軽トラックをカッコいいカーキ色の新車に買い替えた。

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