夫を溺愛する義母! 笑い話も通じない姿にドン引き

私の夫は、とてもだらしない人です。テレビや電気を点けたまま朝まで寝てしまうのは日常茶飯事。そんな夫の行動を、義母に笑い話のつもりで話したのですが、義母は顔を真っ赤にして怒り出し…。今回は、息子を溺愛しまくる義母にドン引きした話をご紹介します。

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だらしない夫と過保護な義母

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 私の夫はとてもだらしないダメ夫。お風呂のフタは開けっ放し、換気扇もつけない、トイレや廊下の電気は点けっぱなし… というだらしなさ。
 結婚当初から気になり、本人へ何度も注意しましたが、結局なおりません。 子育てでイライラしている私にとっては、さらにストレスの要因になっていました。

 そんなだらしない夫の原因は、おそらく義母。
 義実家に行った際、義母は夫が消し忘れた電気を片っ端から何も言わずに消していき、お風呂に入っている間にタオルや着替えを用意してあげるような過保護っぷりです。
 これじゃ、何もしない・できない大人に育つな… と呆れていた私でした。

笑い話のつもりが通じなくて…

 娘が3歳の頃、家族3人で車で1時間ほどの距離にある義実家へ行ったときのことです。
 ゆったり談笑していると、節約家の義母は
 「聞いてよ! お父さんったら、最近いつもお酒を飲んでそのままソファでテレビも電気も点けっぱなしで寝ちゃうのよ。ソファもダメになるし、電気代がもったいなくて!」と私たちに話してきました。

 夫と同じく、義父はお酒好きののんびりした人。毎日の晩酌を楽しんでそのまま寝てしまう様子は夫とそっくりだったので、私は
 「やっぱり親子ですね~、A君もそうなんですよ! 夜中、電気とテレビを消しに行くと『起きてるのに!』って怒るんです! それにいつも、廊下やトイレの電気を消し忘れるから困ってて…」と夫のだらしなさを面白おかしく話しました。

 ところが、なんだか雲行きが怪しい雰囲気に…。明らかに義母の顔がムッとしているのが分かりました。

子どもの前で父親を注意するなんて!

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 義母は急に真顔になり
 「それってまさか、Aに注意しているの?」と聞いてきました。
 「はい、言わないと気付かないと思って…。それに娘が大きくなったときに親が正しい行いをしていないと注意できませんから」と私が言うと、義母は凄まじい剣幕で
 「子どもの前で父親を注意したらダメ! 威厳がなくなるでしょ! 後でこっそり言うか、黙って嫁のあなたが対処すればいいの!」と言ってきたのです。

 さっきあれほど義父をだらしないと愚痴ってきたのに… 息子は同じことをしても許されるのかと腑に落ちない私。
 「でも…」と反論すると 、義母は顔を真っ赤にして
 「とにかく! 子どもの前で父親をバカにするような態度はやめなさい!」と遮り、リビングから出て行ってしまいました。

 このやりとりを見ていた3歳の娘は、びっくりして泣き出す始末。孫の前で母親を叱るのはいいのか? と、さらに納得のいかない私でした。

 その場にいた義父も夫も、テレビに夢中で聞いていない素振り。まるで面倒なことに巻き込まれたくない… という様子です。

優しい娘の一言

 その後、気まずいムードの中、夕食を食べて義実家を後にした私たち。
 帰りの車で、夫と話をしましたが
 「いちいち間に受けるなよ。聞き流せばいいじゃないか!」と面倒くさそうに言われてしまいました。 

 聞き流せるなら世間の嫁姑問題は起きないし、そもそもアナタのだらしなさが原因で言い合いになったのに… と思いながら帰宅したのでした。

 それ以来、義母と私の関係はギクシャク。
 たまたま娘の習い事が忙しくなり、今は帰省回数が激減したのでホッとしています。

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 そんなある日、4歳になった娘がふと
 「ママ、おばあちゃんにいじめられてるの?」と言いました。幼いながらに義母が私を怒鳴りつけたことを覚えていたようです。

 9歳になった今でも
 「おばあちゃんに嫌がらせされるよ!」といつも私を気遣って守ってくれるので、とても救われています。
 一方、夫は相変わらずのだらしなさ。幼いころからのしつけは、重要なんだと痛感しています。最近では娘がしっかりして、だらしない夫を注意するほどに成長してくれました!

(ファンファン福岡公式ライター / なないろさん)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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