遠距離恋愛の末…結婚式は福岡と大阪、どっちでする?

 福岡で生まれ育った私と大阪で育った夫は、福岡の大学で出会いました。卒業後4年の遠距離恋愛を経て、結婚を意識し始めた頃に私も大阪へ。そして、2000年に結婚しました。その時に悩んだのが、どこで結婚式を挙げるかということでした。生活拠点の大阪か、親戚の多い福岡か…悩みは尽きないのでした。

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挙式は親戚の多い福岡で? 会社関係者が多い大阪で?

出典:Photo AC

 結婚が決まった時には、お互いの生活の基盤は大阪にあり、新居も大阪に決まっていました。本来なら、大阪で式を挙げれば問題ないのですが、そう簡単ではなかったのです。  というのも、夫は福岡生まれの大阪育ち。幼稚園の頃に大阪へ引っ越したものの、親戚は今も福岡に多く住んでいます。一方、大阪には、これからもお世話になる双方の会社の先輩や同僚もいます。どっちで行うにしても、多くの人に移動してもらわなければいけません。  ひとまず、大阪で会場探しを始めました。しかし親戚一同を招待するには交通費や宿泊費の問題、夫の両親が遠くに住む親戚や足の悪い私の祖母を心配してくれていることを思うと、気が進みません。  会場選びは難航したまま、福岡の私の実家に結婚のあいさつをする日がやってきました。そこで両親に相談すると「こっちでも会場探してみたら?」と提案してくれました。そこでGWを利用して、福岡での会場探しが始まりました。  いくつか会場の候補を回るうちに、ある一軒家レストランにたどり着きました。手入れの行き届いたガーデンに建つ小さなチャペルがかわいくて、私も夫もとても気に入りました。  そして、そのレストランの担当者が提案してくれたのが「福岡で式を挙げて、大阪で1.5次会を行う」というプランだったのです。親戚の多い福岡では、身内と親しい友人でアットホームな式と披露宴。若い同僚や大人になってからの友人が多い大阪では、カジュアルに楽しめる1.5次会。これなら、参加者の移動の負担がなく、私たちも全く違う結婚式を2回も楽しめます。  「1回目は、ここでする?」と聞くと、夫も賛成してくれました。

そして2つの都市での結婚準備がスタート

出典:Photo AC

 それからの準備は、大変でした。特に福岡の会場との打ち合わせは、年に数回しか帰省できないため、しっかり準備しておくことが必要でした。気に入ったドレスやディスプレー、引き出物などを雑誌などで見つけては、事前にスクラップしてまとめておきました。スマホもない時代で、FAXでのやり取りが続きました。しかし努力のかいあって、2つの式は大成功したのです!  福岡では、人前式で自分たちで考えた誓いの言葉を読みました。庭でパティシエのいとこが作ってくれたケーキをカットをして、レストランでおいしい食事を楽しみながらの披露宴。アットホームでやさしい雰囲気に包まれた式になりました。夫の両親も、久しぶりの里帰りで親戚に会えて、うれしそうでした。  大阪での1.5次会は、若い招待客が多いので、みんなで大盛り上がり! 私の衣装は、カジュアルなパーティードレスにしました。当日の進行は、夫の同僚にお願いしました。   準備は本当に大変でしたが、みんなが「いい式だったね」と言ってくれたのが、何より心に残る結婚式となったのでした。 (ファンファン福岡公式ライター/おきょうさん)

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