九州国立博物館だより【12月・1月号】<PR>

 2024年の「九州国立博物館」(福岡県太宰府市)は新春特別公開「初音の調度」で幕を開けます。辰(たつ)年の始まりにふさわしいクイズラリーや八女煎茶のプレゼントも、元旦から実施。九博はお正月も開館しています!

目次

【新春特別公開 徳川美術館所蔵】「国宝 初音の調度」 <4F>

会期:2024年1月1日(月・祝)~1月28日(日)
会場:4階文化交流展示室 第9室
観覧料:一般700円、大学生350円、高校生以下、18歳未満および満70歳以上無料

 新年恒例の展示、国宝「初音の調度」は、徳川三代将軍家光の長女・千代姫が、尾張徳川家に嫁ぐ折に制作された婚礼調度です。「初音」という名称は、この調度を飾る文様の多くが、『源氏物語』「初音」帖に題材を得ていることに由来します。13回目を迎えた今回のテーマは「化粧道具」。新春を飾るにふさわしい華麗なる婚礼調度の世界を、ぜひご堪能ください。

新春にふさわしい華麗なる婚礼調度の世界

■国宝「初音蒔絵櫛箱」

 櫛をはじめ整髪用の道具を収める箱です。櫛や櫛払など箱の中身も合わせて展示します。

江戸時代・寛永16年(1639)
徳川美術館
©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
画像提供:九州国立博物館

 金銀をぜいたくに使い、高度な蒔絵技術を尽くして描かれた豪華な源氏の世界。

江戸時代・寛永16年(1639)
徳川美術館
©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
画像提供:九州国立博物館

■国宝「胡蝶蒔絵手箱」

 手回り品を収めるための方形の箱です。

江戸時代・寛永16年(1639)
徳川美術館
©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
画像提供:九州国立博物館

■国宝「初音蒔絵小角赤手箱」

 四隅を朱塗りにした手箱。化粧道具や身近な品を入れます。

江戸時代・寛永16年(1639)
徳川美術館
©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
画像提供:九州国立博物館

【きゅーはく新春ツアー】「龍をさがせ!」 <4F>

 辰年の始まりは、きゅーはくの展示品のなかに隠れている「龍」をさがしにいこう! クイズラリーに参加すれば、すてきな景品が当たるかも。下のマークが目印です。

画像提供:九州国立博物館

期間:2024年1月1日(月・祝)~2月4日(日)
会場:4階文化交流展示室
参加無料(ただし文化交流展の観覧料が必要)

■国宝「梵鐘」(部分)

飛鳥時代・7世紀
福岡・観世音寺
画像提供:九州国立博物館

■ウンスンカルタ(ロバイ)

江戸時代・17世紀
九州国立博物館
画像提供:九州国立博物館

九博はお正月も開館! 八女煎茶をプレゼント <4F>

 発祥600年を迎えた名茶の産地「八女」の煎茶をプレゼント♪ ぜひお越しください!
 ※プレゼントは文化交流展示室の観覧者限定

画像提供:九州国立博物館

配布日:2024年1月1日(月・祝)~1月5日(金)
場所:4階文化交流展示室内
配布数:各日500個(先着順 ※なくなり次第終了)

あじっぱde衣装体験! <1F>

 1階にある無料の体験型展示室「あじっぱ」では、10月から衣装体験を再開!
 大人から子どもまで、アジアやヨーロッパの国の衣装を着て楽しめます。「あじっぱ」で異国の文化を体験して、海外旅行気分を味わってみませんか♪
 現在ウズベキスタンの衣装を着ることができます(着用できる衣装は変更する場合があります)。写真撮影OK!

画像提供:九州国立博物館

九州国立博物館のカフェ「Mカフェ」がオープンしました! <1F>

画像提供:九州国立博物館

 九州国立博物館1階エントランスホールの一角。展示鑑賞の前後や太宰府天満宮散策の休憩にゆったりと過ごせるカフェです。
 福岡県の伝統工芸品・小石原焼のコーヒーカップやお皿を使い、丁寧に抽出したコーヒーをメインに福岡の八女茶やご当地ドリンクを提供します。オリジナルのシフォンケーキなどのスイーツもおすすめです。12月7日にレストランもオープンしました!

営業時間:10:00~17:00(16:30L.O.)
定休日:月曜(月曜が祝日・休日の場合は翌日) ※博物館の休館日に準じる

 八女茶のシフォンケーキはふわふわ。氷温熟成のブレンドコーヒーとの相性も抜群◎

画像提供:九州国立博物館

 やさしい甘さともちもち食感。米粉100%のミニベーグル。

画像提供:九州国立博物館

九州国立博物館

住所:福岡県太宰府市石坂4-7-2(太宰府天満宮横)
営業:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館:月曜(月曜が祝日・休日の場合は翌日)
電話:050-5542-8600(ハローダイヤル 9:00~20:00)/年中無休

提供:九州国立博物館

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