諦めていたピアノ発表会がオンラインで開催に! その様子は?

 2020年4月に開催予定だったピアノ発表会に向けて、6歳の娘は毎日欠かさず練習に励んでいました。ところが新型コロナウイルスの影響で、やむなく中止に。みんなの頑張りを無駄にしたくないと考えた先生は、タブレットやパソコンなどを使ったオンラインピアノ発表会を企画してくれたのです。

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初めて使ったオンラインツールの便利さに感激

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 ピアノの発表会が中止になり、着る予定だった新品のドレスは、クローゼットに眠らせていました。残念がっていた娘ですが、オンラインピアノ発表会の話が持ち上がると、大喜び!  参加は任意だったため、生徒15人中、10人の参加が決まりました。家の中でドレスを着て、本番さながらのピアノ発表会ができる! 親子共に期待で胸は膨らみます。  ただ、初めての試みなので、どのような感じで行われるのか、全く想像がつきません。オンラインのツールをうまく操作ができるのかなどの、不安もありました。  先生の指示に従い、Zoom(ズーム)というアプリをタブレットにダウンロードしました。家にいながらオンラインで人とつながれる便利なツールで驚きました。こうした自粛状況にならなければ知らないままだったかもしれません。新型コロナウイルスが終息した後も、オンライン飲み会で活用できそうだと思いました。  当日できるだけスムーズに進められるよう、事前にテストをしました。最初は操作に戸惑い、音が聞こえないこともありましたが、使っていくうちに慣れていきました。  リハーサルで、参加する子どもたちの顔がタブレットの画面に写し出されると、実際に会っているような感覚です。娘は恥ずかしそうにしながらも、楽しく友達と会話していました。

家の中でもイベントホールのような緊張感、そして

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 オンラインピアノ発表会の当日がやってきました。娘は新しいドレスを着て、頭にはカチューシャ、メイクもして、ハイテンション! 私は先生から指示された開始時間にZoomを開き、スタンバイしました。  先生のあいさつから始まり、あらかじめ郵送されたパンフレットの順番に、曲を披露していきます。トップバッターは幼稚園年中クラスの女の子。場所は自分の家ですが、みんなに見られている感覚があるのでしょう。緊張している雰囲気がタブレットの画面越しに伝わってきました。娘の出番は、5番目です。出番が近づくにつれ、口数が減っていきました。  いよいよ娘の出番です。半年間練習してきたアニメソングとポップスの2曲を披露。演奏時間は合計約7分です。固唾(かたず)をのんで見守るしかありませんでしたが、堂々とした姿で練習の成果をしっかりと発揮でき、あっぱれでした。弾き終わった娘の顔は達成感に満ちあふれていました。  「次は違う曲を弾いてみたい!」と言う娘を見て、参加させてよかったと思いました。オンラインピアノ発表会を開催してくれた先生には、感謝しかありません。  中止になるはずだったピアノ発表会。まさかこういった形で参加できるとは思いもしませんでした。一度はやる気を失っていた娘が再度頑張りを取り戻し、堂々と披露する姿を見られてうれしかったです。Zoomには録画機能もあり、記録として残すこともできました。新しい試みでしたが、大成功だったと思います。 (ファンファン福岡公式ライター/伊藤優香)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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