マスクによる皮膚トラブル対策【Dr.りわのエン女医!マイライフ】

 普段なら、冬のインフルエンザ、春の花粉の時期が過ぎたら多くの人はマスクから解放されますが…今年はまだマスクが手放せませんね。ゴールデンウイーク前後から、マスクが誘因と思われる肌荒れやニキビが増えているようです。

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 マスクの中は蒸れるので意外かもしれませんが、実はマスクをしていると肌内部は乾燥し、肌表面の角質はもろくなります。例えば長く風呂につかると、手の角質が白くふやけて軽くこするだけでポロポロと皮がむけやすくなります。そして少し時間がたつとあっという間に角層内の水分や潤い成分が蒸発して皮膚がカサカサするのと同じ理屈です。そこへマスクの摩擦が加わるので、肌の表面が傷み、肌荒れや炎症、ニキビといったトラブルが起きやすくなるのです。  応急処置・予防のポイントは「乾燥を避ける、摩擦を避ける、肌を健康に強く保つ」です。

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<乾燥対策> 潤い成分の材料となるタンパク質や脂質などの栄養をしっかり取る。洗顔時に洗い過ぎない、こすり過ぎない、ぬるま湯で洗う。洗顔後は十分に保湿ケアをする。ファンデーションはリキッド・クリームタイプよりパウダータイプを使う。 <摩擦対策> サイズが小さいマスクはNG。不織布・サージカルマスクは摩擦が強いので、間にガーゼを挟む(マスクから少しはみ出す大きさ)。 <肌ケア> 腸内環境を良くする(発酵食品と食物繊維を取る)。十分な睡眠、軽い運動を心掛ける。  快適なマスク生活で、コロナ対策もうひと頑張り。

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武田りわ

福岡市城南区梅林にある「タケダビューティークリニック」院長。 お酒と旅と家族をこよなく愛する皮膚科医・美容皮膚科医。 美容医療と漢方、オーソモレキュラー医学(栄養療法)を取り入れた統合治療に注力。

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