年末大掃除に駆り出され、自宅は汚いまま… 私の秘策とは?!

年末になると地域の集会所、幼稚園、職場などお世話になった場所の大掃除に駆り出され、精を出している私ですが、自宅の掃除は手付かずで汚いまま… ここ数年同じことを繰り返し、今年もをこの流れで年越ししそうな嫌な予感しかしていません。今年は少し考え方を変えようと思っています。

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年末は大掃除の季節

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 ここ数年、年末になると職場や地域の集会所、子どもの幼稚園などいろんな所から大掃除の依頼の声が掛かります。面倒ではあるのですが、どこも一年間お世話になってきた場所なので、外せないものばかり。

 誰かがやらなければいけないので、お断りするのも違うかなと思いますし、いつも使う場所はきれいにして年越ししたいという気持ちもあるので、参加させてもらっています。

皆でやる大掃除は嫌いではないけれど

 近所のスーパーの特売で買いだめした雑巾を持参して、意気揚々と大掃除に向かいます。仕事とは違って気楽にやっているので、そこまで苦にはならないというのも本音です。何ならおしゃべりしながら楽しく出来るし、わいわいしながらする大掃除自体は嫌いじゃないんです。

 でも、ひとつひとつ力を込めて磨き上げる度に、ふと頭をよぎるのは自宅の同じ場所です。流し台や、換気扇、トイレなど…。自宅の場合、「よしやるぞ!」と気合を入れなければいけないのと、1人でもくもくと掃除するのが楽しくない、というのがネックだったりします。そもそも掃除に楽しみを求めている私も悪いのですが…。

自宅の掃除は心が折れる私

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先日、子どもの幼稚園の大掃除に参加した時のことです。下駄箱の後ろや、ピアノの裏など、普段掃除しない場所の埃と砂はやっぱりひどいなと思うのですが、一番きつかったのは窓のサッシでした。

 ふと見たら、1年間の大量の砂埃や、蛾やアリ、コバエなどの死骸がびっしり詰まっていました。それを見て
 「うわー汚すぎ…」とママ友と絶句しつつも、こういう時は気分がよそいきモードなのか、こんなの出来ますよと格好つけているのか、自分でもびっくりするくらい手際よく汚れをかき出し、さらに水拭きをして、ピッカピカのサッシに仕上げてきました。
 私は大の虫嫌いなんですが、心を無にして自分を追い詰めていたんでしょうね。

 一方、自宅の窓サッシといえば、同じく砂埃と虫の死骸がちらほら…。幼稚園の汚れと比べればまだマシだとは思うんですが、どうもにもこうにも腰が重くて、見なかったことにしてしまう私なのでした。

 大掃除に疲れて帰宅して、また掃除か… なんて思ってしまうと気が乗りません。

 職場でも同じです。給湯室の換気扇を掃除するために脚立に立ち、埃をせっせと水拭きしながら、頭の片隅では埃を盛大に被った自宅の換気扇を思い出します。ちょっと切なくなってしまいますね。

「大掃除」ではなく「ちょくちょく掃除」

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 ということで、今年もお世話になった場所の大掃除は着々と終えましたが、ここ数年分の汚れをきちんと拭いてもらえず万年散らかり放題のわが家。来客の時だけ、火が付いたように片付けをする私です。

 いいのか悪いのか、うちの家族はサッシの汚れなどに目が行く人が誰一人いないので、ある意味平和に過ごせてしまっています。子どもたちはこれがスタンダードだと思っていたら申し訳ない気もします。

 私はうるさく言う人がいないから、ついつい怠けてしまうのですが、実は私の祖母がとてもキレイ好きな人だったのです! 秘訣は「ちょくちょく掃除」です。

 階段を降りるついでに手すり掃除、自分が通った所、使った所をちょくちょく掃除するってやつです。そうすれば年末ドドーンと汚れの目の当たりにすることはなくなり、いつもキレイを維持していられるのだとか。

 自宅の大掃除をする体力は他の場所に捧げてしまっているので、祖母のちょくちょく掃除作戦で年末大掃除が大げさなものにならないよう、今後していこうかと思います。

 特に子どもたちには掃除後の達成感や気持ち良さをしっかり身に着けてほしいので、年末の大掃除に限らず、日頃から自分の出来る範囲での掃除をお願いしていきたいなと考えています。夫には日頃の廊下掃除をお願いすることにしました。今年の年末からはいつも“比較的キレイ”を目指して頑張ります。

(ファンファン福岡公式ライター / めめこ)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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