義両親と同居生活2年目の私。義母との関係が日々悪化しています。嫌味を直接言われるのはもちろん、驚きの方法で、新たな嫁いびりを受けることになったのです。そんな時、義母を撃退してくれたのは義母が一番ダメージを受ける相手でした。
同居し始めて2年目の私と姑の関係
義両親との同居生活がスタートして2年目。同居する前は優しかった義母ですが、妊娠をきっかけに夫のいない所で嫌味を言ってくる本性を知ってしまい、嫁姑関係は悪化の一途を辿っています。
孫のこととなると、いつも私に
「育て方が悪い」
「そんなやり方見たことない」など文句や嫌味を浴びせてくるのです! そんな義母に対して、私も距離をとって、必要以上は話さないような冷え切った関係になっていました。
そして嫁への不満を募らせた義母は、嫌味を言うだけでは飽き足らず、新たな方法で攻撃を開始したのです。
趣味の「書道」で嫁いびり
同居生活の始まりと同じくして、義母は趣味で書道を習い始めました。しばらくすると色紙に格言風の短文を書いて家中に飾り始めます。
義母は元々字が上手で、最初は「書道家の気分で自分の作品を見せびらかしたいのかなぁ」と傍観していたのですが、 よくよく短文を読んでみると「おや? これは新たな嫁いびりでは?!」と私は気付いてしまったのです。
『嫌な事の後には必ず良い事がある』
『嫌な日の次は良い日が来る』
『嫌な事には絶対何か意味がある』など、格言風の短文には、嫌な事があったアピールが全面的に押し出されていました。
玄関や廊下の隅、階段の踊り場や和室の床の間など、家中の至る所に飾るので、否応なしに目に飛び込んできます。
毎度の子育てへの過干渉にうんざりして、私も義母を避けているとは言え、私との会話がギクシャクした翌日には必ず新作の格言を飾る始末。
義母は何食わぬ顔で過ごし、私にも直接何か言ってくるわけではないのですが、どこか勝ち誇ったような表情です。もはや悪趣味としか言いようがありません!
義母を注意してくれたのは…?
嫌味を直接言われるだけでもモヤモヤしていましたが、嫁を攻めるための格言のオンパレードに、私のストレスはいよいよ最高潮に達しました。
かといって、人前では良い人を演じる義母の性格からして、私がハッキリ苦情を言ったところで
「そんな風に受け止めるなんて、ひどい! 私は格言を書いて飾っているだけなのに」と私に非があるような言い回しでトボけるのが目に見えています。
格言風の色紙は日に日に増えるばかりで、家中が色紙だらけになっていきます。そして、義母の目に余る行動に、夫がついに爆発!
「一緒に住む家だから、自分の趣味で家中を飾るのは辞めてくれ!」と一喝してくれたのです。
息子に叱られるのは義母にとってダメージが大きかったようで、意見をすんなり受け入れ、義母自身の部屋以外に悪趣味格言を飾らなくなりました。
私が、普段から義母に嫌味を言われていることは夫にも話してあったので、夫なりに私の味方になって注意してくれたようです。
本当は夫にもっと核心的に
「嫁をいびるな!」くらいに言ってもらいたかったのですが…。今後も義両親とひとつ屋根の下で暮らしていくことを思うと、これ以上関係を拗らせても大変なので、とりあえず目下の義母の行為を止めてくれた夫には感謝をしています。
(ファンファン福岡公式ライター / ibuki)