唐人町駅を出てすぐの唐人町商店街へ。「KATARU(かたる)」は、大分県佐伯市出身のオーナーが2022年に開いた同市のアンテナショップ。食堂も併設し、郷土料理「りゅうきゅう」など、同市から送られてくる食材を生かしたメニューを提供しています。佐伯市を中心に大分県の特産品が並ぶ中、人気の品を調べました。
【調査方法】「KATARU」で2023年11月1~30日の販売数でランキング。価格は取材時の店頭価格。
1位 鰤(ぶり)かま
三宅水産(佐伯市)4切れ 700円
佐伯市米水津に水揚げされる養殖ブリのかま。漁港に隣接する加工場ですぐに冷凍しています。解凍して塩焼きや煮付けなどに。「脂がのっていて濃厚な味わい、ご飯に合う」「おかずに重宝」と幅広い世代に人気。店内では定食としても味わえます。
2位 佐伯いりこ
佐伯海産(佐伯市) 250g640円
県産カタクチイワシのいりこ。「しっかりした味のだしが取れる」とリピート買いする人多数。このいりこのためだけに来店する人も。
3位 ざぼん商品
南光物産(別府市) 100g270円ほか
香り、甘み、皮のほろ苦さが調和したザボンの皮の砂糖漬け。小さく刻んで紅茶やヨーグルトに入れて楽しむファンも多いとか。
4位 ごまだし
漁村女性グループめばる(佐伯市)エソ、アジ…200g 1,180円、タイ…1,400円
魚を焼き、ゴマとすり合わせてしょうゆで味付けした佐伯市の郷土食で万能調味料。「ご飯のお供に」「そのまま酒のつまみに」と食べ方いろいろ。
5位 車えびかりんとう
おおいた姫島(姫島村) 60g580円
姫島産の車エビとあおさを生地に練り込み、マイルドな甘さと塩気。カルシウムたっぷりなので「子どものおやつに」とファミリーに人気。
店舗情報リアルボイス
乾しいたけ「うまみだけ」いかが
うまみ、香り、歯応えの三拍子がそろった大分県産乾(ほし)しいたけの新ブランド「うまみだけ」を入荷。1月30日(火)は産地を代表して茂里(もり)商店(同県豊後大野市)の試食&販売イベントを当店内で実施します。唐揚げ、まぜご飯、お吸い物などうまみだけ尽くしの「うまみだけ定食」(1,000円・限定30食予定)もお楽しみに。
KATARU
住所 福岡市中央区唐人町1-10-1
唐人町パークハウス1階
電話 092-753-7515