福岡市地下鉄沿線にあるおすすめスポットを紹介するシリーズ。今回は“ぽかぽかのあったか鍋”が味わえる編集部厳選の4店を紹介します!
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【西新駅】香香火鍋コース/香香火鍋
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中国出身の林さん夫婦が手がける本格的な重慶火鍋のお店です。2019年にオープンしました。本場の味わいを大切にしながら、辛さは日本人好みに調整されています。
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本格的な重慶火鍋 スープ×つけだれ お好みで!
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初めての人は、「香香火鍋コース」(1人前2,050円)がおすすめです。野菜盛り合わせ(旬の野菜、根菜類、キノコ、豆腐類など)、選べる盛り合わせ(ホルモン5種類もしくは魚介類5種類)、肉盛り合わせ、選べる〆(餃子、インスタント刀削麺)がついています。
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スープ(別料金)は4つの種類からセレクト。1つ目は、漢方薬や四川産唐辛子、花椒といった香辛料約40種類が入った重慶麻辣(マーラー)(530円)。「辛さは1~4まであり、辛さ2が韓国の辛ラーメンと同じくらいと考えてください」と林さん。
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2つ目は、豚骨と鶏がらを煮込み、そのうまみ成分をだしにした濃厚白湯スープ(500円)。スープだけで飲めるほどすっきりとしています。3つ目は、ピリリとしびれるような辛みの青花椒スープ(530円)。4つ目は発酵させた青菜と唐辛子を炒めた酸菜スープ(530円)です。
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さらに、四川豆板醬、XO醬など約30種類のつけだれをつけ放題(220円)できるのがポイント! 好みの組み合わせを見つける楽しみがあります。まずはお店おすすめのブレンドから始めてみては。
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ランチタイムの麻辣燙(マーラータン)(1,300円)にも注目を。ご飯、インスタント麺、春雨の選べる主食が付いていて女性に人気です。
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酢豚定食(980円)、回鍋肉定食(同)などもあります(白ご飯のお代わり自由)。
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自然豊かな重慶は、「竹」や「パンダ」で有名。お店の名前は林さんが好きなパンダの「シャンシャン(香香)」に由来しているそうです!
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香香火鍋(シャンシャンひなべ)
住所 福岡市早良区西新1-7-10 大産西新ビル
電話 092-834-3864
営業 〈昼〉12:00~14:00 日曜なし。
〈夜〉火ー金曜 18:00~23:00
土・日曜 17:00〜23:00
定休 月曜
【呉服町駅】レモン鍋/博多もつ鍋 響
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約2年前にリニューアルオープンした博多もつ鍋居酒屋。店名「響」は子どもの名前から名付けられたそうです。近隣サラリーマンをはじめ、地元客や観光客が多く来店します。
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数あるメニューの中でも特に人気なのが「レモン鍋」。長澤さんは「塩だれのもつ鍋をここ以外で食べたことがないです。非常に珍しいこともあって人気ですよ」と話します。
塩だれベースが珍しい! レモン・ ネギをふんだんに使用したもつ鍋
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「レモン鍋」(2,068円/1人前)は、こってりとしたもつ鍋が苦手な人にも食べてほしいという思いから誕生したメニュー。塩だれを使った“塩ベース”のもつ鍋を作りたいと、塩だれに合うレモンを合わせたのがきっかけです。スープは完全オリジナル。
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レモンは1〜2個使用。輪切りですが厚みがあります。またニラではなく、レモンに合うネギがふんだんに盛り付けられている点も特徴。その他国産の和牛もつ、キャベツ、ゴボウ、豆腐が使用されています。
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「レモン鍋」はあらかじめ厨房で煮込まれ、出来上がった状態で提供されます。煮込み続けるとだしが減ってくるため、提供前にだしを足して一度温度を下げるとか。提供後に席で再度温め、グツグツとなってきたらレモンを取り出すよう薦めているそうです。
おいしく食べるポイントとして「レモンは煮込み続けると皮から苦味が出てくるので、煮立った段階で取り出してもらえれば」と長澤さん。
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「レモン鍋」は塩だれスープにレモン果汁が溶け込み、さっぱりとした味わい。もつは臭みがなく、口に入れた瞬間に溶ける部分と“もちっプリッ”とした部分とで、ひとくちで2度楽しめます♪
食べ始めのシャキシャキ野菜はもちろん、煮込んでクタッとなった野菜も味が染みて絶品です。
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また、追いレモンもオススメ。取り出したレモンを上から搾ると、さらに酸味が増します。もちろんそのまま食べてもOK!
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オススメの〆はラーメン! 博多の製麺所から取り寄せている麺を使用しています。
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スープがしっかり絡んだ細めの麺は喉越しが良くスルスルといただけます。取り出したレモンを添えて“レモンラーメン”にするのも◎。あっという間に食べ切れました。その他チーズリゾットもオススメです♪
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「レモン鍋に合わせるなら、レモンサワーがオススメ!」と長澤さん。レモン好きにはたまらない組み合わせではないでしょうか?
「レモン鍋」の他に「響オリジナル」「味噌」「チゲ」といったもつ鍋も展開。博多の2大名物を堪能できる新作「明太もつ鍋」も提供されています。
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店内は木目調でアットホームな雰囲気。カウンター席、テーブル席、掘りごたつなど、さまざまな席が用意されています。長澤さんを含むスタッフ皆さんから優しい雰囲気が伝わり、とても居心地のいいお店です。
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テーブル席や掘りごたつは、ゆったりとしていて、混み合っていても落ち着いて食べることができそう。子ども向けのカトラリーもあるので、子連れ来店も可能です。
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もつ鍋以外のメニューも充実◎。おつまみ、焼き鳥のほか、刺身なども楽しめます。
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同店では、ハイボールなどが飲めば飲むほどお得になる「ドン安」を展開中。4杯目以降はずっと100円で楽しめるというから驚き。
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さらに、唐揚げや焼き鳥の持ち帰りも可能。「からあげ弁当」や「ハンバーグ弁当」、「ヤンニョムチキン弁当」なども販売されています。
博多もつ鍋 響
住所 福岡市博多区綱場町5-28
電話 092-281-7755
営業 月~土曜、祝前日 17:00〜23:00
(料理L.O. 22:00、ドリンクL.O. 22:30)
日曜、祝日 17:00〜22:00
(料理L.O. 21:00、ドリンクL.O. 21:30)
【箱崎九大前駅】カレー鍋/ちゃんこ御島
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平成2年創業。元力士の店主 田村真一さんが営むお店です。昔は力士とファンの交流を図る巡業があり、その風景を出来る限り再現しようと鍋は相撲部屋と同じくアルミ鍋が使用されています。
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店内に足を踏み入れると田村さんがにこやかに出迎えてくれます。穏やかな雰囲気が素敵です。
元力士が作るちゃんこ鍋 あっさりとしたカレー鍋が人気!
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「カレー鍋」は、ちゃんこ鍋メニューのひとつ。開業当時から提供され、他の店にはない珍しい鍋を作りたいという思いがきっかけでした。
田村さんは「30年前はカレー鍋に抵抗があったのか、なかなか注文が入りませんでした。徐々にクチコミで広まり今では人気メニューのひとつです」と話します。
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具材は鶏ミンチ、厚揚げ、 ニラ、キャベツ、えのき、春菊。かつおだしとカレーを合わせた自家製スープが食欲をそそります。具材は追加可能。鶏ミンチを追加する人が多いそうです。
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「カレー鍋」は、だしが効いたあっさりとした味わい。野菜がたっぷりと入っていて、カレーの味が染みています。寒い時期は体の芯から温まり、暑い時期は夏バテ予防にぴったりです!
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特に手ごねの鶏ミンチはふわふわで美味! ふっくら柔らかな鶏ミンチについて「ふわふわの理由をよく聞かれますが特別なことはなにも。手でよく混ぜているからでしょうか。強いて言えば片栗粉を使っていません」と田村さん。
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また、イワシつみれを味わえる「つみれ鍋」を「カレー鍋」に変更することも◎。肉が苦手な人にオススメです。
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〆は雑炊がオススメ。ご飯は白米に加え、体に良い麦ご飯が使用されています。麦ご飯のプチプチ食感が楽しい一品。溶き卵、ネギも入っています。ほっとする味わいで、最初から最後までおいしく味わえますよ。
同店ではちゃんこ鍋・麺・雑炊がついた「御島コース」(1,166円)を注文する人が多いそう。麺はうどん、ちゃんぽんから選べます。「カレー鍋」も対象。お得に同店自慢のちゃんこ鍋を堪能できます!
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ドリンクはハイボール(437円)がオススメ。「カレー鍋」にハイボールのクリアな味わいがよく合います。鍋だけを楽しみにくる人も多数。
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こぢんまりとした店内には、力士の手形のほか、テーブルで爲御覧(見立番付)などを見ることができます。
元々は大阪出身という田村さん。「九州場所で福岡を訪れた際に住みやすさに魅了されました。今では福岡が一番長いです」と話します。
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15歳から相撲を始めた田村さんは、約12年間土俵に立ち続けました。所属は井筒部屋。しこ名は「滝の嶺(たきのみね)」でした。井筒部屋でもちゃんこ鍋を作っていたとか。
店内には名古屋で撮られた40年以上前の写真が飾られ、若かりし頃の田村さんらを見ることができます。
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その後「ちゃんこ御島」を開業。現在の場所で30年以上続け、幅広い年代に愛されています。現役力士はもちろん、親方も来店するそうですよ。
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同店では鍋の持ち帰りが可能。事前に注文のうえ、ふた付きの鍋(圧力鍋など)を持参してください。
ちゃんこ御島
住所 福岡市東区箱崎3-6-18
電話 092-632-6527
営業 2〜10月/第1・第3月曜
11〜1月/無休
【茶山駅】おでん/居酒屋 はげ坊主
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1980(昭和55)年に創業し、2019年にリニューアル。父の後を継いだ吉岡克明さんが2代目の店主を務めます。とにかくメニュー数が多いのがこだわりです。
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もともとは焼き鳥とトンカツ店としてスタートし、その後、約100種類の豊富なメニューを提供するようになりました。ほっと落ち着ける雰囲気があり、ファミリー層に支持されています。
ほほ肉の牛すじ使用! やわらかい食感が格別
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冬場はおでんがお目見えします。たまご、大根、こんにゃく、厚あげ、フランクフルト、ごぼう巻、ちくわ、丸天(各121円)、糸こんにゃく・大(143円)、ギョーザ巻、チーズ巻(各154円)がラインアップ。
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中でもほほ肉を使った和牛特撰すじ(220円)が絶品。ビンタと呼ばれるほほ肉のすじは一般的なアキレス腱のすじよりやわらかい食感が特徴です。
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おでんの提供は2月末~3月上旬くらいまで予定されています。
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おでんに合わせて、日本酒はいかが。「福岡県久留米市の『山の壽』、山口県岩国市の『雁木(がんぎ)』、佐賀県嬉野市の『東一(あづまいち)』などがよく出ます」と吉岡さん。
さらに、水炊き(1人前1,100円)、もつ鍋(同)、本アラ鍋(※仕入れがあれば。1,650円)のほか、とらふぐ一本セット(ふぐ刺、ふぐちり鍋、雑炊、16,500円 ※3~4人分。2日前要予約)も味わえます。
刺し身(盛り合わせ1人前1,100~1,650円)や焼き鳥(121円~)も好評です。焼き鳥はテイクアウトができます。
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ランチタイムも営業。人気の日替わり定食(750円)などが楽しめます。鶏のからあげ定食(同)、とんかつ定食(同)などお昼のメニュー数も豊富です。
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海鮮丼(上・1,050円、特・1,350円)を求めて来店する人もいるそうですよ。
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10人以上の利用で同店2階を貸し切ってランチができる「スペシャルランチ」メニューも用意されています。懇親会、親睦会などに重宝しそうです。
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店内のメニューや同店インスタグラムのアイコンに登場するイラストが目を引きました。イラストレーターのお客さんが吉岡さんの父をモチーフに描いたのだそうです。愛嬌のある表情でお客さんにほほえんでいるようでした。
居酒屋 はげ坊主
住所 福岡市城南区別府6-3-3
電話 092-841-0983
営業 〈昼〉11:30~14:00 日曜・祝日なし
〈夜〉月・火・木曜17:00~23:00(L.O.)
※金・土曜~23:30、日曜~22:30
定休 水曜
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