九州国立博物館だより【2月・3月号】<PR>

 早春の「九州国立博物館」(福岡県太宰府市)では、「奇想の画家」長沢芦雪の画業をたどる展覧会が九州初上陸。若冲、応挙に続く天才絵師として評価の高い長沢芦雪の作品の数々は必見です。3月中旬~下旬には九博名物「雲海桜」も見頃を迎えます。九博のレストラン横に誕生した足湯茶屋もお楽しみに。

目次

【特別展】「生誕270年 長沢芦雪 -若冲、応挙につづく天才画家」 <3F>

会期:開催中~3月31日(日)
会場:3階特別展示室
観覧料:一般2,000円、高大生1,000円、小中生600円

※会期中に展示替えあり <前期>~3月3日(日) <後期>3月5日(火)~31日(日)
※上記料金で4階「文化交流展示室(平常展)」もご観覧いただけます

 18世紀後半の京都で活躍した人気絵師「長沢芦雪」。現代でも「奇想の画家」の異名で広く親しまれ、評価されています。その芦雪の画業をたどる本格的な展覧会が九州に初上陸します。芦雪ならではの奇抜な着想と、大胆かつ卓越した筆さばきをぜひご堪能ください。

芦雪の代表的な障壁画を堂々公開!

■<前期>重要文化財「虎図襖」(部分)

長沢芦雪筆
江戸時代 天明6年(1786)
和歌山 無量寺・串本応挙芦雪館
画像提供:九州国立博物館

■<後期>松江市指定文化財「龍図襖」(部分)

長沢芦雪筆
江戸時代 18世紀
島根 西光寺
画像提供:九州国立博物館
※前期は別の4面を展示

妖艶な美人も、かわいい動物も得意!

■<前期>降雪狗児図

長沢芦雪筆
江戸時代 18世紀
公益財団法人阪急文化財団逸翁美術館
画像提供:九州国立博物館

■<後期>大原女図

長沢芦雪筆
江戸時代 18世紀
静岡県立美術館
画像提供:九州国立博物館

芦雪と同時代の巨匠たちの名品を特別出陳!

■<前期>重要文化財「雨竹風竹図屏風」

円山応挙筆
江戸時代 安永5年(1776)
京都 圓光寺
画像提供:九州国立博物館

■<後期>象と鯨図屏風

伊藤若冲筆
江戸時代 寛政9年(1797)
MIHO MUSEUM
画像提供:九州国立博物館

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【特集展示】「日本刀の美 -北﨑徹郎の愛刀-」 <4F>

 令和4年度、九州国立博物館は合計31件の刀剣類の一括寄贈を受けました。寄贈者である北﨑氏が生涯をかけて収集した古今の刀剣の数々を一挙ご紹介します。見る者を魅きつけてやまない日本刀の世界の奥深い魅力をぜひご堪能ください。

期間:開催中~4月14日(日)
会場:4階文化交流展示室 第11室
観覧料:一般700円、大学生350円、高校生以下、18歳未満および満70歳以上無料

※特別展開催期間は、特別展の半券でもご覧いただけます。

■太刀 銘貞綱

 現存作の少ない古伯耆刀工の貴重な在銘作!

平安時代 12世紀
九州国立博物館(北﨑徹郎氏寄贈)
画像提供:九州国立博物館

■短刀 銘国光

 名工正宗の師にして短刀の名手による精美な鍛に注目!

鎌倉時代 13世紀
九州国立博物館(北﨑徹郎氏寄贈)
画像提供:九州国立博物館

きゅーはく☆とっておき講座 4月6日(土)開催!

「刀職と語る!北﨑徹郎の刀剣コレクション」
日時:4月6日(土)13:30~14:30
場所:1階 ミュージアムホール
聴講料:無料
定員:270人 ※申し込み不要、先着順

九州国立博物館の桜が見ごろをむかえます!

 九博の杜にある200本ほどの桜は、3月中旬~下旬あたりに見ごろを迎えます。中でも「雲海桜」といわれる120本ほどの枝垂れ桜は圧巻です。ぜひお気軽にお越しください。

画像提供:九州国立博物館

足湯茶屋がオープンしました!

 12月にオープンした「レストラン いい乃じ」の横に足湯付きの茶屋がオープンしました。博物館鑑賞や太宰府散策を楽しんだあとは、ほっと一息つかれませんか。

画像提供:九州国立博物館
画像提供:九州国立博物館

↓↓「レストラン いい乃じ」についてはこちら↓↓

九州国立博物館

住所:福岡県太宰府市石坂4-7-2(太宰府天満宮横)
営業:9:30~17:00(入館は16:30まで) 特別展開催中の金・土曜は9:30~20:00(入館は19:30まで)
休館:月曜(月曜が祝日・休日の場合は翌日)
電話:050-5542-8600(ハローダイヤル 9:00~20:00)/年中無休

提供:九州国立博物館

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