鳥飼八幡宮(福岡市中央区)は、PayPayドームのすぐ近くにあります。創建1700年という歴史ある神社で、縁むすびの神様として有名です。天気の良い午前中に参拝してみました。
都会の真ん中なのに、大きな木がたくさんあり静かな雰囲気につつまれています。
鳥飼八幡宮は縁結びの神として有名です。毎月最終日曜日に神社婚活「縁むすびの宴」が開催されているんですよ!コロナの影響でしばらくお休みされていましたが、6月末から再開されるそうです。
これは「息吹の大銀杏」。良縁を願ってご縁むすびの紐が結ばれています。
参道には「夫婦楠」もあります。一つの根から幹が二つに分かれ、寄り添い合っているように見えることから、夫婦楠と呼ばれるようになったそうです。写真では伝わりにくいですが、とっても大きな木なのでぜひ実物を見てみてください。
本殿の正面には大きな茅の輪が。コロナウィルスの終息を祈るためだそうです。
参拝をして社務所へ行ってみました。 その前に、神社の由緒について気になったので調べてみました。 「神功皇后が新羅より凱旋し給い、姪の浜に上陸され夜にいりて鳥飼村平山というところにお着きになられた。この時その村長はじめ鳥飼氏一同が夕の御膳を差し上げたところ、皇后たいへんお喜びになり胎内の皇子(後の応神天皇)の将来を御祝いして近臣等に御手づから盃を給わり酒をすゝめ給い、此の地にお泊りになられた。後に村長になりし人の子孫がゆかりの地に御社を建てゝ「若八幡」と名付け祝い奉りたるがおこりと伝えられている。」 御祭神は 中殿: 応神天皇(おうじんてんのう) 文化の神・厄除けの神 左殿: 神功皇后(じんぐうこうごう) 子安の神 右殿: 玉依姫尊(たまよりひめのみこと) 縁むすびの神 ※鳥飼八幡宮のHPより だそうです。
様々なお守りがあります。疫病退散・健康祈願の御守りもあるそうですよ!
ご神木に結んであった「ご縁むすび」は10色の中から、意味や効能によって選ぶことができます。
絵馬は縁むすびに因んで円の形です。種類は鶴、フクロウ、鷹の3種類。それぞれ縁起の良い鳥です。
鶴(紅朱)は夫婦円満、フクロウ(山吹)は学業成就、鷹(深紅)は勝利と、それぞれ意味を持っているそうです。
忙しい毎日の中、ちょっと心が安らいだ時間でした。7月7日から19日までは、祈りの千灯明が開催されるそうです。コロナウイルスの収束や、世界の平穏を願う気持ちがこもった灯明が並ぶ風景も美しいと思うので、ぜひまた訪れてみたいと思います。
■鳥飼八幡宮
住所:〒810-0054 福岡県福岡市中央区今川2丁目1-17 アクセス:西鉄バス「地行」もしくは「今川西町公園前」下車すぐ 電話番号: 092-741-7823