【困った同僚】退職後に明かされた驚愕の真実とは?!

どんな職場にも、対応に困るような同僚の1人や2人はいるのではないでしょうか。これはそんな“困った同僚”が来たことで巻き起こった、職場でのちょっとした騒動の話です。

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中途採用で入社したMさん

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 私は訪問看護師として時短勤務で働きながら、3歳の娘を育てる40代パート主婦です。職場はママさんナースも多く、お互いに助け合いながら仕事をしています。

 そこへ中途採用で入職してきたMさん。第一印象は、はっきりした顔立ちで、ハキハキと話しかけてくれたこともあって明るく気さくなイメージでした。
 自分たち自身も、子どもも同年代だったため、相談や情報交換ができたらいいな、と思っていました。

職場への愚痴大会が始まった!

 ところが、勤務開始1週間も経たないうちに、職場に対するMさんの愚痴祭りが始まったのです。内容は
 「私の意見を全然聞いてくれない」
 「あの人ができていないから言っているのに」といった具合に、自分はできる! 周りはダメ! という思考からきているものばかり。

 彼女も時短勤務で帰りが一緒になることが多かったため、帰り支度をしながら毎日のように愚痴を聞かされ辟易する日々が続き、第一印象は早くも崩れ去りました…。

次々に起こる困った行動

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 そんなMさんは徐々に困った行動を起こすように。
 周囲に相談が必要なことも独断で決めて、関係者を混乱させたり、患者さんに正確ではない情報を伝えたり…。各方面からお叱りをいただくたび、上司は対処に追われていました。

 3カ月ほどたったある日のこと。連絡なく出勤してこないMさんに連絡をすると
 「お腹が痛くて、救急車を呼んだ」とのこと!

 結果は問題なかったそうですが、自分が運ばれた病院で
 「ここに担当患者が入院しているから、ついでに会わせてほしい」とひと騒ぎを起こし、先方から職場に連絡が来たことで、心配ムードは呆れムードへと変わってしまったのでした。

 もともと、3歳の子どもさんの体調不良で早退やお休みをすることはときどきありましたが、これ以降その頻度はさらに増したようにも感じました…。
 
 さらに周囲からの助言に対して「否定された! 責められている!」と曲解し、何を言っても響かないMさんに対して、同僚も上司もだんだんと腫れ物に触るように接するようになっていったのです。

退職後に明かされた驚愕の真実

 そんな雰囲気を自身も感じながら「意地でも辞めない」と宣言していたMさん。
 しかし半年ほど経つころには、いよいよ居心地が悪くなったのか、新たな職場を見つけ急に退職が決まりました。

 そして退職の日、彼女は定時より前に颯爽と職場を去っていったのです…。

 その後、あるパートさんによって、誰にも言えなかった彼女の秘密が明かされました。
 子どもの体調不良で早退したり仕事を休んだりすることは、ある程度は仕方のないことですよね。ところがMさんの場合は、
 「今日早く帰りたいから、子どもが具合悪いことにしちゃおう」
 「子どものせいにして休むときがあるの」
 と、あろうことか子どもを利用していたのです!

 そのパートさんは週1日しか出勤しないので高をくくっていたのか、ばれてもいいと思っていたのか。いずれにしても、休むために子どもを言い訳に使うこと、それを堂々と口にしてしまうことに衝撃を受けたのでした。
 この話を聞いたときの職場内には、呆れと虚しさが漂っていました…。

困った同僚にはどう接するべき?

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 最後まで強烈だった、困った同僚Mさん。
 彼女なりにストレスもあったでしょうし、私たちも居心地悪くさせてしまったのは反省すべきでしょう。とはいえ、どう接すれば良かったのか今でもわからないのが正直なところ。
 いろいろなタイプの人がいるからこそ、仕事上の人間関係というのは本当に難しいものだなと実感しました。

 ちなみに、同業かつ近隣で転職をしたので多少の情報が入ってくるのですが、彼女は新しい職場で、さっそく初日と2日目を体調不良でお休みしたそうです…。

 新しい職場では、Mさんが心穏やかに働けることを願うばかりです。

(ファンファン福岡公式ライター / eminko)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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