私ってそう思われてたの? 義母が旦那に渡した【本のタイトル】が衝撃だった

結婚当初、私たち夫婦の関係はあまり良くありませんでした。義母は私のことを心配し、親身になって相談に乗ってくれていました。しかし久しぶりに会ったときに、義母がこそこそと旦那に本を渡しているところを目撃。その後、どうしても気になり、旦那の荷物から本を取り出すと… 驚きのタイトルが目に飛び込んできたのです!

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結婚当初からうまくいっていなかった私たち

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 私たち夫婦は都内の同じ職場で出会いました。旦那の優しくて穏やかな人柄が大好きで、結婚が決まった時は「幸せ絶頂!」のはずでしたが…。私は急に現実的になり、金銭面や結婚生活に対して不安が出てきたのです。

 優しい旦那は、私の不安を解消するために、私の地元である田舎で結婚生活を送ることを決めてくれました。これを機に私たちの生活環境はガラッと変わることに。

 2人でよく話し合ったうえでの決断でしたが、不自由な田舎生活や転職でお互い余裕がなくなり、相手のことを思いやれず、不平不満ばかりぶつけ合う毎日。その当時は、心も体も疲れ切っていました。

私を支えてくれた義母

 義母は、おっとりしていて少し天然な人。私たちがまだ都内に住んでいるときは、月に一度食事に行く仲で、話していると癒されるような優しい義母でした。

 ある時、田舎での生活を心配した義母から電話が来ました。ちょうど旦那とケンカした後で、元気がなかった私に気づいた義母は
 「あなたは私の娘なのよ、何でも話してちょうだいね」と優しく声をかけてくれました。

 都内で離れて暮らす義母には、できるだけ心配をかけないように過ごしてきたつもりです。でもその言葉を聞いて、我慢していた感情があふれ出てきてしまいました…。 

 義母は、いつも優しく励ましてくれて、本当に心が救われました。特に
 「私はあなたの味方よ!」と言ってくれることが嬉しくて、とても信頼していたのです。

1年ぶりの再会

 コロナ禍もあり、義母とはなかなか会えずにいましたが、連絡は頻繁に取り合い、仲良く過ごしていました。コロナ禍が落ち着いたころ、1年ぶりに旦那と一緒に義母に会いに行くことに。

 久しぶりの都内が嬉しくて、私はショッピングを楽しんでいました。私の後ろを歩いていた、義母と旦那。私が義母に話しかけようと振り返ったその時… 義母が旦那に何か小さめの紙袋を渡しているところを目撃! 義母の顔が一瞬焦っていたので、なんだか嫌な予感がしました。

 その時は少し怖くて何も聞けずに、モヤモヤした気持ちで過ごしました。
 帰り道、旦那と2人になった時に
 「お義母さんから何をもらったの?」と聞くと、旦那は
 「本だよ、母さんのおすすめの本らしい!」と答えました。

 義母も旦那も本が好きだったので、あまり不思議には思いませんでしたが、あの時の少し焦った義母の顔が気になりました。

衝撃! 義母が旦那に渡した本のタイトルは…

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 帰宅後。どうしても気になった私は、旦那の荷物の中からその本を見つけました。すると「妻の取り扱い説明書」という趣旨のタイトルが目に飛び込んできたのです!

 「え? どういうこと?」と私は状況が飲み込めません。さらに本の帯には「理不尽な妻と上手に付き合うには」という内容が書いてあったのです。ものすごくショックでした。
 特に【理不尽な妻】という言葉が…。まさかのタイトルに、本当に悲しい気持ちになりました。

お互いのために程よい距離感を

 義母は、本のことは私にバレていないと今でも思っています。旦那に聞いても
 「そんな深い意味ないよ!」と気にしていない様子で、その本はきれいなまま本棚にしまってあります。きっといまだに読んでいないでしょう…。

 このことで、義母との心の距離を感じてしまった私は、義母に何か相談することもなくなりました。
 今回のことは、私が義母に心配をかけてしまったのもよくないと思ったからです。

 やはり義母は“義理の母親”、お互い程よく距離をとることが大事だと思った出来事です。

(ファンファン福岡公式ライター / マッシュ2ママ)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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