【イベント】映画「浅田家!」の写真家・浅田政志さんとコラボ! ワークショップ&トーク

 久留米シティプラザ(福岡県久留米市)が街の写真館になる?! 同施設全体を展示会場に見立て、アーティストと市民が作り上げた写真を展示する企画「プラザあちこち写真館」(主催:久留米シティプラザ)がスタートします。記念すベき第1弾のアーティストは映画「浅田家!」のモデルとなった写真家の浅田政志さん。約1年かけて浅田さんと久留米市民が作品を作り上げ、2025年3月に写真展を開催します。これに先駆け4月20日(土)、浅田さんのワークショップとトークインベントが開かれます。写真好きの人、久留米の街が好きな人は見逃せません。久留米に関するエピソードも募集中です!

目次

市民参加型写真展「わたしとくるめ」思い出やエピソード募集

浅田さんが家族と撮影した作品「消防士」 提供:久留米シティプラザ

 二宮和也さん主演で話題となった映画「浅田家!」(2020年)。そのモデルとなったのが三重県出身の写真家・浅田政志さんです。自身の家族を被写体に、消防士やロックバンドなどさまざまな職業になりきった写真集「浅田家」を08年に出版。翌年に日本写真界の芥川賞とも呼ばれる木村伊兵衛写真賞を受賞しています。

「みんなで南三陸」から 提供:久留米シティプラザ

 ユニークな家族写真が広く知られたことから、その後、全国各地で演出写真を手掛けてきた浅田さん。今回のプロジェクトでは、久留米市の名物や伝統にまつわるエピソードをもとに、ユーモアあふれる演出を施して再現していく計画。久留米市民参加で撮影された写真は、2025年3月からシティプラザ内で写真展「わたしとくるめ」と題し展示されます。

 そこで現在、久留米市ならではの10の題材について、思い出やエピソード(複数可)を募集中です。
「ラーメン」「エツ(魚)」「久留米のお酒」「そろばん」「上履き」「病院」「久留米絣」「鬼夜」「かっぱ」「自転車」

【提出方法】電子申請、メール、郵送で(1)エピソード<文字数自由>、(2)氏名、(3)連絡先<メールアドレス、携帯電話番号>を記入して下記へ。
・電子フォーム/簡易申請受付 (fukuoka.lg.jp)
・メール/kcp-j@city.kurume.lg.jp
・郵送/〒830-0031 福岡県久留米市六ツ門町 8‐1 久留米シティプラザ「写真展エピソード」係

ワークショップ&トーク キッククオフイベント参加募集! 

浅田政志さん 提供:久留米シティプラザ

 4月20日(土)には、浅田さんを招いてキックオフイベントが開かれます。
 ワークショップでは、参加者のスマートフォンに蓄積されているデジタル写真から1枚を選んで実際にプリント。それを各自で額装し、タイトルを付け、エピソードを披露します。浅田さんは東日本大震災後に東北を訪れ、津波に流された写真を洗浄するボランティア活動に携わり、写真を形として残す大切さを再認識した経験があり、その思いをこのワークショップを通して伝えます。

 さらに同日午後2時半からは浅田さんのトークイベントも開かれます。写真に対する思い、撮影エピソードなど、作品紹介とともに披露します。
 市民参加型写真展「わたしとくるめ」についての説明もあり、前述の10の題材(ラーメン、そろばん、かっぱなど)をテーマに、参加者と一緒に気軽におしゃべりします。

 浅田さんは「久留米市での開催は初めて。どのような出会いがあるか、今からとても楽しみです。写真を撮ること、残すこと、見返すことを一緒に考えられる時間にしたいと思っています」と話します。浅田さんのユニークな世界観に触れ、自分の作品作りに生かしてみては。

「わたしとくるめ」キックオフイベント

「わたしの1枚ワークショック」の詳細
日時:4月20日(土) 10:00~12:00
場所:福岡県久留米市六ツ門町8-1 久留米シティプラザ・Cボックス
料金:1,000円(材料費込み)
定員:20人 ※要申し込み・先着順
対象:中学生以上(スマートフォンを持っている人)
締め切り:4月10日(水) ※定員になり次第募集締め切り

「写真家・浅田政志 トークイベント」
日時:4月20日(土) 14:30~16:00
会場:福岡県久留米市六ツ門町8-1 久留米シティプラザ・Cボックス
料金:無料
定員:70人程度 ※要申し込み・先着順
対象:小学生以上
締め切り:4月10日(水) ※定員になり次第募集締め切り

問い合わせ:久留米シティプラザ
電話:0942-36-3000
Eメール:kcp-j@city.kurume.lg.jp

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

目次