【結婚式の準備でドン引き】衣装あわせで夫がとったありえない行動とは?

結婚式の準備というのは、多くのカップルにとって幸せに満ちた時間ですよね。これは、そんな結婚式準備で起こった、今でも忘れられない夫のありえない行動の話です。

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結婚式の準備は二人三脚で!

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 私は20代半ばから参加していた社会人サークルで、同い年の夫と出会いました。工学部卒の夫は、理系脳で少々変わり者。深く考えずに言葉を発するようなところもあります。

 それでも外見が好みだったことと、気を遣わず自分をさらけ出せる居心地の良さに惹かれ、交際して1年、お互い29歳のときに結婚を決めたのです。そして入籍から半年ほど空けて結婚式をすることに。 

 どちらも実家が遠方だったため、必然的に2人で結婚式の準備をしていました。夫は、職場が融通の利く環境だったこともあって、打ち合わせなどにも積極的に参加していました。

衣装合わせにワクワク

 さて、結婚式準備の中での楽しみの1つといえば、衣装合わせですよね。 

 普段なら着ることができないようなドレスに身を包む。女の子らしい洋服をあまり好まない私でも、やはりワクワクしたものです。

 ここで少し話がそれますが、今回の出来事の数日前に、夫は職場の同僚の結婚式に出席していました。
 同僚は、私が参加していた社会人サークルの幹事でもあり、私と夫が出会うきっかけとなった人。奥様(Eちゃん)は気さくですらりとした美人で、夫婦ぐるみで仲良くしていました。私は仕事の都合で2人の式に出席できなかったのが残念でしたが…。

 それはさておき、結婚式に出席したら、たいてい写真を撮りますよね。
 もちろん夫のカメラロールの中にも、同僚とEちゃんの素敵な姿がおさめられていました。

夫のありえない一言にドン引き

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 ある日の衣装合わせでのこと。いつものようにウェディングドレスを試着した私を見た夫は、ふいにスマホを取り出し操作を始めたのです。

 こちらにスマホを向け、写真を撮ってくれるのかと思ったそのとき! 表情も変えず普段どおりのテンションで夫が一言。夫が発した言葉は 
 「やっぱりEちゃんの腕、シュッとしてるなぁ」 

 一瞬何を言われたのかわからずフリーズした私。 

 なんと夫は、Eちゃんがドレスを着ている写真、しかも二の腕の細さがわかるものをわざわざカメラロールから探し出し、目の前でドレスを着ている私と並べて見て、二の腕を比較したのです!

デリカシーのない発言に涙

 前述のように、考えなしに発言するような夫ではありましたが、「ここまでデリカシーがないなんて!」と衝撃を受けました。

 自分がどう返事したかは記憶にないのですが、悔しさや悲しさで思わず涙が出たことは覚えています。それを見た夫は大慌て。

 夫にしてみれば、ドレスを着た私のむっちりした二の腕を見て、「そういやEちゃんはどうだったかな?」と何も考えずに写真を確認し、感想を言っただけだったのです。

 それでも十分失礼で、悪意がない夫の行動は余計にたちが悪いのですが…。

結婚式の恨みは一生?!

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 その悔しさをバネにしてそれまで以上に本気でダイエットに励んだ私。
 ブライダルエステに、当時流行っていたカーヴィーダンスや二の腕の集中トレーニング、食事管理…。かつてないほど真剣に取り組みました。

 その甲斐あって、結婚式までの約4カ月で体重が減ったのはもちろん、目に見えて二の腕が細くなったのです。式場の方が衣装合わせの最初と最後で写真を撮ってくれていたのですが、ビフォーアフターが明らかで夫もびっくり!

 おかげで自信を持ってドレスを着ることが出来て、友人たちからも「後ろ姿まできれい!」と大好評。夫も私も気持ちよく結婚式に臨むことができ結果オーライとなったのでした。

 そんな夫とも結婚して早13年。
 家事や育児も積極的にやってくれて日々感謝はしていますが、ときどきこの出来事をふと思い出すことがあり、いまだに腹が立ちます(笑)
 「産後の恨みは一生」なんて言葉がありますが、「結婚式の恨みも一生」なのかもしれませんね。

(ファンファン福岡公式ライター / eminko)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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