【ユニクロ】古着のポップアップストア開設! ユニクロ天神店で8月末まで

 ユニクロ(山口市)は「UNIQLO古着プロジェクト」の一環として4月12日~8月31日(土)、ユニクロ天神店(福岡市中央区)に古着のポップアップストアを開設しています。東京の原宿店、世田谷千歳台店に続いて全国で3店舗目、九州では初めての展開。店舗内で回収した古着を染色や洗浄をして、新たな商品として販売しています。初日の開店前に行ってきました。

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資源の有効活用にも「UNIQLO古着プロジェクト」

生まれ変わったユニクロの衣類が並ぶ「UNIQLO古着プロジェクト」

 ユニクロが循環型社会を目指して2006年から取り組んでいる事業「RE.UNIQLO(リ・ユニクロ)」。店舗内の回収ボックスに集まったユニクロの衣類を難民キャンプや被災地への支援として送るほか、リサイクルダウンジャケットの販売、リユースできない衣類は断熱材や防音材に活用しています。

ユニクロ天神店の様子  提供:ユニクロ

 その一つ、「UNIQLO古着プロジェクト」は、古くなった服を資源として有効活用すると共に、ファッションアイテムとして新たな価値を創出するため始動。トライアル第1弾のポップアップストアを2023年10月、ユニクロ原宿店に隣接するイベントスペースで12日間展開しました。

約400点のアイテムがそろう天神店の売り場

 回収した古着の中から状態のよいものを選んで染色加工を施したり、洗浄したりして販売したところ、購入者は約3,000人に。「商品の状態がよい」「染めの味が出ているのがいい」などと好評だったため、今回のトライアル第2弾が決定。3月末から実施中の世田谷千歳台店に続いて天神店でスタートしました。

「染色」と「洗浄」古着を販売、刺し子や刺しゅうでカスタマイズも

ビンテージの風合いが魅力の染色リメーク

 ポップアップストアに並ぶ古着は、石川県の化学素材メーカーで染色加工を施したリメーク品と、専用工場で洗浄したリユース品の2種類。常時400点ほどが並び、価格は1,000~3,000円。中には2000年ごろのオールドユニクロもあるそうなので、よりビンテージ感の強いアイテムにも出合えるかも。

染色加工を施してリメークした商品例  提供:ユニクロ
洗浄済みのリユース商品の例  提供:ユニクロ

 天神店店長の密木優子さんは「古着プロジェクトは衣類の循環型のビジネスモデルの一つで、お客さまから回収した衣料を、新たに必要とされるお客さまにお届けします。まずはその活動を認知していただくのが大切。幅広い世代や外国人のお客さまにも伝えられたら」と期待を寄せています。

刺しゅうや刺し子のカスタマイズができる「RE.UNIQLO STUDIO」

 また天神店には、九州で唯一の「RE.UNIQLO STUDIO(リ・ユニクロスタジオ)」もあり、購入した古着に刺し子や刺しゅうなど自分だけのカスタマイズができます。

「UNIQLO古着プロジェクト」ポップアップストア

期間:4月12日〜8月31日(土)
場所:ユニクロ天神店1階(福岡市中央区天神4-3-8 ミーナ天神)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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