【義母への妊娠報告】おめでとう!より先に言われた衝撃の一言

妊娠が判明して夫婦で大喜びしたものの、私は余計なことを言う義母への妊娠報告が憂鬱でした。やむを得ず、安定期に入る前に報告したところ、義母から想像を絶する言葉が。非常識な義母を叱らない夫に説教した結果、義両親との付き合い方が変わることになりました。

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妊娠2カ月と判明

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 生理が遅れていたので妊娠検査薬を試すと陽性。産婦人科に行くと、妊娠2カ月と判明しました。夫はとても喜び、
 「いつ親に報告する?」という話に。義母は失言が多く、お土産を渡せば
 「チョコレートのほうが良かったわ」と言うような人です。何度も嫌な思いをしていたので、すぐに報告したくないのが本音でした。

 「安定期に入ったら報告しよう」と提案したところ、
 「そうしようか」と夫の同意がありホッとしました。

妊娠報告すると義母から驚きの言葉が

 妊娠が分かって3週間ほど経った頃、義両親から
 「お前たちの家で食事しよう」と言われました。車で40分ほどの場所に住んでいる義両親は、月に1回ほどわが家に来たがります。

 義両親が来ると、決まって寿司とお酒、コーヒーを口にすることに。いずれも妊婦が避けるべきものであり、他のものを食べるとなると事前に妊娠を報告するしかありません。妊娠を隠すことは難しいと考え、安定期を迎える前に報告することに。

 電話で報告したので、お互いスピーカーにして私と夫、義両親みんなで話せるようにしました。私が
 「実は妊娠3カ月で」と切り出すと、義母はおめでとうよりも先に
 「まだ妊娠初期なの? じゃあ流産するかもね」と淡々と言ったのです。

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 驚きと怒りで思わず黙り込んでしまったのですが、夫も義父も注意しません。言い返したくなりましたが、義両親と良好な関係を保ちたいと思っていたので我慢しました。
 「食事の予定はメールを送ります」と伝え、早く電話を切ることにしたのです。

夫に説教する私

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 電話を切った後、夫に
 「お義母さんの言葉、何も思わなかった?」と聞きましたが、
 「何のこと?」と全くピンと来ていません。
 「流産するかもしれないって、すごくひどいセリフだってわかってる? なんで注意しないの?」と言っても、
 「母さんはいつもああだからなぁ」と呑気な返事です。

 「じゃあ、あなたの妹や友達から妊娠報告があったとき、流産するかもね! って言っていいよね」と言うと、ようやく失礼でひどい言葉だったと気づいたようでした。しかし、
 「母さんは悪気がないから」
 「母さんの失言はいつものことだし」とバツが悪そうな顔をしつつフォローします。私が傷つく発言だったのに義母を庇う夫が許せず、さらに怒りがわいてきました。

 「悪気がなくても、非常識な発言だから」と冷たく伝えると、夫は黙り込みました。
 「おなかの子が、お義母さんみたいに誰かを傷つける人になっても、あなたに叱る権利はないよ」と続けると、
 「ごめん、間違ってた」と夫から謝罪がありました。

 夫の謝罪を受け入れ、私の考えを話すことに。
 「義母の発言がストレスで赤ちゃんに悪い影響があるかもしれないこと」を説明すると、夫は
 「今日みたいなことが起らないように気をつける」と言いました。

夫が義両親の誘いを断るように

 すでに約束していた食事はしましたが、それ以降は夫が自主的に義両親の誘いを断るようになりました。
 「言ってもわからない人たちだから自衛するしかない」と、なるべく距離を置くことにしたようです。おかげで、妊娠期間中に義両親と会ったのは4回。仕方なく会うときに義母が
 「おなか出すぎじゃない?」などの失言をしても、夫が
 「失礼だし、母さんは人のことを言える体型じゃないよ」というように注意するようになりました。

 こうして、私がストレスを溜めることは減りました。妊娠中は義両親と会う回数が減って心が軽かったです。孫が生まれると義母が暴走し、頻繁なアポなし訪問や育児への口出しがありましたが… 夫が毎回義母をいさめていました。義両親への妊娠報告の後、本音で夫にぶつかって正解だったと思いました。

(ファンファン福岡公式ライター/水素)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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