「Bar World of Tomorrow 福岡セッション」が4月25日に開催

 バーテンダー業界における、サステナブル(持続可能)な社会づくりのための知識や技術を学ぶ講習会「Bar World of Tomorrow 福岡セッション」が4月25日、福岡市博多区で開かれました。参加したバーテンダーら約30人が聞き入り、九州産食材などを用いたカクテル作りに挑戦しました。

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「Bar World of Tomorrow 福岡セッション」に約30人が参加

会場ではバーテンダー業界における持続可能な取り組みが説明された

 洋酒販売「ペルノ・リカール・ジャパン」の主催で、これまで東京や名古屋で実施。この日は同社担当者が参加者たちに向け、地元産であるほか、旬な食材を使うことで、各店舗においても持続可能な社会の実現に関わることができると講義。

廃棄されるはずだったユズの実の加工品を使ったカクテルを披露する担当者

 ユズの皮を使用した後に廃棄されるはずだった実の加工品を使ったカクテルも披露しました。

グループごとのオリジナルカクテル作りについて話し合う参加者たち

 参加者たちがグループごとに分かれたオリジナルカクテル作りもあり、用意された福岡産イチゴや熊本産ショウガなど多様な食材を組み合わせてみたり、シェーカーを振ったりしながら約40分かけて完成させました。

各グループは出来上がったオリジナルカクテルについてそれぞれ発表した

 グループのメンバーたちと、宮崎産キンカンの実ごと使うなどしたオリジナルカクテル「Relation. k」を作った、熊本市のバー経営隅田耕一郎さん(46歳)は「甘さと苦み、酸味がバランス良く仕上がった。(講習会では)食材のほか、氷の利用法など、バーテンダーの業界でも幅広くサステナブルな取り組みができることを知った」と語っていました。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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