福岡市地下鉄祇園駅から徒歩約5分。福岡・博多の町の伝統や暮らしを体感できる「博多町家」ふるさと館で開催される、7~9月のイベントをダイジェストで紹介します。
福岡の夏の風物詩「博多祇園山笠」が奉納される、博多の総鎮守「櫛田神社」(福岡市博多区)のすぐそばにある「博多町家」ふるさと館。趣のある木造建築で、古き良き「博多」の町人文化を紹介しています。 同館は「展示棟」「町家棟」「みやげ処」の3棟で構成されています。 「展示棟」では、博多伝統工芸が実演されていて、見学者は体験もできます。実際に使われた民具を展示し、山笠のビデオが放映されています。 「町家棟」は、明治中期の町家を移築復元した福岡市の指定文化財。博多織の実演が見学でき、体験も可能です。 「みやげ処」では伝統工芸品、福岡銘菓、山笠グッズなどが販売されています。
7月からは、展示イベントや参加型イベントが予定されています。博多の魅力に触れてみませんか。
開催中~8月31日(月) 「第23回博多町家思い出図画展」
今では見ることができなくなった風景や昔の暮らし、子どもの遊びなどが描かれた作品を募集し、展示。【展示棟2階】
7月1日(水)~15日(水) あかり絵の世界 特別展「小さな山のぼせたち」
素焼きの人形と照明、博多弁を組み合わせたあかりのオブジェ「あかり絵」。福岡県在住の造形作家、入江千春さんの「博多祇園山笠」の作品を展示。光の中で、懐かしの日々が再現されます。【展示棟1階】
8月9日(日) 「祝!開館記念無料開放日」
展示棟を無料開放。入館者に冷たいマスクを進呈(なくなり次第終了)。中学生以下には、みやげ処(どころ)で使えるお菓子券をプレゼント。
7月21日(火)、8月21日(金)、9月21日(月・祝) 「町家のしつらい~四国八十八ヶ所巡り 御影札屏風」
四国八十八カ所を巡り、寺ごとにいただく御影札を集めて屏風(びょうぶ)に仕立てています。弘法大師の縁日である21日に、毎月展示されます。【町家棟・床間】
9月29日(火)~11月23日(月・祝) 「祝うたぁ!博多松囃子展」
福岡市を代表する民俗芸能「博多松囃子(まつばやし)」が3月16日に国の重要無形民俗文化財に指定されました。これを記念して「博多松囃子」の魅力が紹介されます。
「博多町家」ふるさと館
住所:福岡市博多区冷泉町6 -10 電話:092-281-7761 開館:展示棟、町家棟 10:00~18:00 ※7、8月は9:00~ ※入館は閉館時間の30分前まで みやげ処 10:00~18:00 無休 ※7月27日(月)、8月24日(月)、9月28日(月) は休館(みやげ処は営業) 入館料:一般200円、中学生以下は無料 ※展示棟のみ有料
施設名:博多町家 ふるさと館
住所:福岡県福岡市博多区冷泉町6-10
営業時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
日曜営業
定休日:無休(年末のみ休み)
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
アクセス:JR「博多駅」徒歩15分市営地下鉄「祇園駅」下車・徒歩5分 祇園駅から318m