「くもんの先生」がどんな教室を運営していのるかファンファン福岡編集部が探る「お仕事カルテシリーズ」。3回目は福岡市東区の塚本先生を訪ねました。※この記事は2021年8月27日に公開されました
「教材を真ん中に対話を。“考える力”を大切に」
こんにちは。まずは、塚本先生がくもんの先生を始めたきっかけを聞かせてください。
私の子どもが小学2年生と幼稚園の年中になり、子育てがひと段落してまた仕事をしたいなと思っていた時でした。フリーペーパーに掲載されていた“くもんの先生募集”の告知が目に留まり、説明会に参加しました。振り返ると、心の中で「くもんの先生になる」という予感がどこかにあって説明会に臨んだように思います。
もともと、くもんのことを知っていましたか。
前職は航空会社のグランドスタッフだったので、教育業界のことはほとんど知りませんでした。知るほどに、奥深く、学びの仕掛けがあるくもんの教材が大好きになりました。生徒が足踏みすることなく力を伸ばせますし、1段ずつ階段を上がっていくようにできることを増やせます。
前職の経験で生かせている点はありますか。
英語力を生かせていると思います。細かい仕事が複数続くときにも、時間を区切ってテンポよく進めることに慣れていて、運営の時間配分に役立っている気がします。
教室運営で大切にしているのは。
教材を真ん中に置いて、生徒と対話することを大切にしています。生徒の方から「こうすればできるんだよ」と解説してくれることがあり、教材のポイントを押さえた学習ができているとうれしくなります。
教材の組み合わせは個人別なので、教材準備に時間をかけています。ベテランの先生にアドバイスをもらうこともあります。
「やりなさい」でなく「やれたね」が響く
対話するために何を心掛けていますか。
生徒から話を引き出せるよう、教室では生徒たちに「教材から何を学んでいるか」「どうしたら分かるか」「どんなふうに解いているか」に注目して声掛けをしています。一方的に教えても忘れてしまうので、生徒自身の“考える力”を大切にしたい。それがくもんのよさではないかと思います。
生徒には「やりなさい」ではなく「やれたね」の言葉が響くんです。
仕事の息抜きにはどんなことをしますか。
飼っている柴犬と過ごしています。1時間ほど散歩に出掛けたり、遊んだりする時間が楽しくて。最近では、生徒としてフランス語の勉強を始めました。教材はくもんです。課題に追われながらも楽しんでトライできて、いいリフレッシュになっています。
今後の目標などはありますか。
伸びしろが大きい幼児の教材指導に力を入れたいと思っています。早い時期からくもんの教材で学習することで生徒の能力を最大限に引き出したいです。そのために、幼児教育の勉強会にも参加し、学んだ内容を教室で実践しています。
くもんの先生に興味がある人にメッセージをお願いします。
私は生徒のことを宝物を預かっていると思っています。その子たちの力を伸ばし、可能性を広げていく楽しみがありますよ!