夫は、元々育児に協力的ではありませんでした。「仕事で疲れてるから」を言い訳にする夫に、7カ月になる娘の寝かしつけを頼んだ日。衝撃の展開に…。さらに夫はとんでもない一言を言ったのです。
夫に寝かしつけを頼むと…
夫の帰宅は毎日19時半過ぎ。その日も夫が帰ってから夕飯を食べ、食べ終えると20時を回っていました。娘も一緒に離乳食を食べていたのですが、今日は食事の途中から眠そうにグズグズと泣いていました。食べ終える頃には、泣き声はエスカレート。いつもは21時過ぎに寝る娘も、眠気が限界のようです。
娘が眠たいとわかっていた私は
「後片付けしなきゃいけないから、寝かしつけ頼める?」と夫にお願いしました。夫は、
「わかった」と二つ返事で娘を連れて寝室へ。その後ろ姿を見て、私は安心して片付けを始めました。
片付けが全て終わり、時計を見ると40分ほど経っていました。そろそろ寝たかな、と思いながら寝室に近付くと娘が泣いている声が…。お腹が空いているのかも、と思った私は、寝室を覗き
「ミルク要る?」と声をかけました。
寝室では衝撃の光景が!
すると夫は、私が聞いた事には答えず
「終わったの?」と言いながら、スマホを眺めています。
娘は、顔を真っ赤にして泣きながら、うつ伏せで夫にすがりつくようにして泣いていました。私はビックリして
「何してるの? 何で泣いてる子をほっといてスマホ見てるの?」と怒鳴りつけました。夫はそんな私を見て
「だって、寝ないからさ〜」とヘラヘラと笑うばかり。
「寝ないからじゃなくて、寝かしつけしてって頼んだでしょ!」と、もう一度怒鳴ると、夫はため息をついてから部屋を出て行こうとしました。
「どこに行くの?」と聞くと、面倒臭いとでも言うようにスマホを眺めながら
「俺寝るから、後よろしく!」と、ありえないことを言って、隣の自室へ行ってしまったのです。
娘は声が枯れるほど泣いており、ミルクを飲ませて私が寝かしつけました。泣き疲れた娘はすぐに就寝。私は、すぐに夫の元へ行きました。
夫のとんでもない言い訳
私が部屋に入ると、夫はスマホを開いたまま不自然ないびきをかいています。明らかに、寝たフリをしているようでした。そんな夫に向かって
「父親失格だよね? 娘よりスマホが大事だった?」と声を掛けると
「俺じゃダメなんだよ。ママじゃなきゃヤダって泣いてたんだから」と、逆ギレ! 私は、そんな夫にイライラが収まらず
「根拠のない言い訳しないで!」と怒鳴りつけながら泣いていました。
夫は、私の涙にオドオドするばかり…。泣くつもりはなかったのですが、悔しいやら悲しいやら… 複雑な感情が入り交じり、自然と涙が溢れてしまいました。
夫のその後
泣いている私に、夫が声を掛けてきたのは10分ぐらいしてからでした。小さな声で
「ごめん」とだけ言った夫。
「私が泣いたら謝るの?」と聞くと、意味がわからないといった様子。
「娘が泣いてる時は、何十分も放置したのに謝りもしなかったでしょ? 娘だって同じ人間だよ? 泣かせて悪いと思わないの?」と言うと、夫は何も言わなくなりました。
そんな夫に
「わが子を大事に出来ない人とは、一緒にいられません」と告げると、夫は、さすがにまずいと思ったのか
「ごめんなさい」と頭を下げてきました。
あれから、改心したとは言いきれませんが、夫は自らオムツ替えをしたり、泣いてる娘をあやしてくれたりと育児に協力的にはなっています。少しずつ、率先して育児をしてくれるようになればと思ってます。
(ファンファン福岡公式ライター / ひよ子日和)