テレビやラジオでおなじみのお笑いコンビ、コロコロチキチキペッパーズ(コロチキ)が福岡では2年ぶりの単独ライブを6月15日(土)、よしもと福岡 大和証券劇場(福岡市中央区)で開催します。4都市で展開する全国ツアー「let’s go」のスタートを飾る福岡公演。5月25日、同劇場の「よしもと福岡お笑いライブ」に出演した2人に福岡の印象や単独ライブへの意気込みを聞きました。
福岡のお客さんは温かくて明るい!
NSC(吉本総合芸能学院)大阪校33期生のナダルさん(京都府出身)と西野創人さん(大阪府出身)がコロチキを結成したのは2012年4月。現在はご存じのように、テレビやラジオをはじめYouTubeチャンネルなどで独特のお笑いを発信しています。12年間の活動を続け、お笑いに対するスタンスは結成当初からどう変わってきたのでしょうか。
「初めは食うために必死でした。食えるようになった今は、さらに高みを目指してお笑いの幅を広げています。できることも増えたし。同じことをやっていても飽きられ消えていく世界やないですか。常に工夫して新しいことをやって進化していきたいと思いますね」(ナダルさん)
「最初の頃はよく知られていなかったので好きなことをやっていました。今はありがたいことに知ってもらえているので、そこを生かしたネタや今じゃないとできないネタ、とにかくいろんなパターンを試しています」(西野さん)
コロナ禍でのライブも経験し、規制なく観客が笑える空間(劇場)の良さを再認識。取材当日のライブでも自虐ネタを交えて客席を沸かせていました。終了直後に尋ねた福岡の印象は「福岡のお客さんは温かくて、よく笑ってくれますね。来させてもらう度に感じます」と西野さん。ナダルさんは「皆さん、明るいですね。その中でびっくりするぐらい、すべる時間があったのは怖かったです」と振り返ります。
新ネタの漫才、コント…いろんな顔を見せる90分間に
コロチキが福岡から愛知(8月)、東京(9月)、大阪(10月)で展開する2年ぶり3回目の単独ライブツアー。新ネタの漫才やコントを繰り広げる90分間は「ステージにずっと出ているので、僕らの素の部分はもちろん、いろんな顔をお見せできると思います」と西野さん。さらに若手漫才師の頂点を決める「M-1グランプリ」の決勝出場を目指すという彼らにとっての単独ライブは「自分たちの中で漫才を突き詰めているけど、まだどういう形が合うのか分からない状況。最終の大阪公演はオンライン配信もあるので、福岡でやったネタがこんなに進化したんやという過程を見てもらえたらうれしい」と続けます。
「とにかく福岡の皆さんは温かいし、この劇場の照明さんや音響さんらスタッフも素晴らしい。見やすい劇場だと思う。なかなかない単独ライブでテレビや配信との違いを感じてほしい」(西野さん)
「福岡での単独ライブは2年ぶりなんですけど、まだ、あまりチケットが動いてない。次も福岡でやりたいのでぜひ来てください。満席にできたらうれしい。新しいネタも下ろすので楽しみにして!」(ナダルさん)
コロコロチキチキペッパーズ単独ライブ「let’s go」福岡公演
日時:6月15日(土) 19:00開演
場所:よしもと福岡 大和証券劇場(福岡市中央区地行浜2-2-6 BOSS E・ZO FUKUOKA 7階)
料金:前売り4,000円 当日4,500円 ※税込み
問い合わせ:FANYチケット
電話:0570-550-100