女性が伸び伸びと活躍できる社会を。そんな思いを込めた西日本新聞のプロジェクト「Will Well Women~未来をつかむ女性たち」。今回は、女性の活躍を推進する企業「QTnet」を紹介します。どんな社内制度、職場環境なのか、同社で働いている伊藤菜穂さん、山﨑真友子さん、貞宗有紀さん、双須藍里さんに働きやすさや職場の様子について話を聞きました! ※以下、敬称略
QTnetってどんな会社?
QTnet(本社:福岡市中央区天神)は、九電グループの通信会社。家庭向けには、光インターネットサービス「BBIQ(ビビック)」や格安スマートフォンサービス「QTモバイル」、企業・自治体向けには、ICTソリューションサービス「QT PRO(キューティープロ)」などを提供し、九州を中心に事業を展開しています。
ライフスタイルや働き方が多様化する今、一人ひとりにあった働き方を推奨する同社。フレックスタイム勤務制度やテレワーク勤務制度はもちろん、結婚休暇、不妊治療支援制度、子の看護休暇、ベビーシッター利用時の育児支援、また介護休職や介護に伴う時差出勤制度など、社員の性別を問わず仕事と育児・介護が両立しやすい取り組みを実施しています。
また、健康経営とダイバーシティーの取り組みの一環として「女性の健康セミナー」を開催。“女性特有の病気”や“男性更年期”について専門家が解説し、理解を深めることで男女ともに働きやすい職場づくりに取り組んでいます。その他、AMH検査(卵巣予備能検査)の無料提供と女性特有の健康課題における専門相談窓口が設置されるほか、今後女性のキャリア形成に関するセミナーなども開催される予定です。
QTnetで働く女性社員に話を聞きました!
―QTnetに入社したきっかけを教えてください。
双須 2023年に新卒で入社しました。IT業界の中でも個人・法人のどちらのお客さまにも関われる点に魅力を感じました。ジョブローテーション制度によりいろいろな部署を回ることができるので自分の経験になると感じたほか、通信サービス以外のeスポーツや通販サイトなど幅広い事業に関われるところも入社の決め手になりました。
伊藤 私は2016年に新卒で入社しました。通信業界は無くてはならない存在であり、またさまざまなサービスとかけ合わせプラスアルファの価値を社会に提供できることに魅力を感じ、QTnetを選びました。地元・九州で働きたいという気持ちも強かったです。
―会社の“ここが好き!”というところは?
貞宗 さまざまな分野に長けている人が多いので、自分の苦手分野があっても助けてくれる人がいます。周囲のサポートがあるので安心感をもって働けます。また、プライベートの予定に合わせて休暇取得、勤務時間の設定ができる点も好きですね。
山﨑 弊社は縦、横、斜めのつながりに長けていると思います。部を横断したプロジェクトがいくつもあるほか、応募型の新規事業プログラム、インフォーマルクラブ活動などがあり、異なる部署、年代の方と関わることができる機会が非常に多いです。「○○出身で集まろう!」など楽しいイベントを企画したがる人が多い印象です(笑)。
―伊藤さんは子育て中と伺いました。育児と仕事を両立させるために工夫していることは?
伊藤 子どもの体調不良で急きょお休みをもらうことが増えました。元々人にお願いすることが苦手でしたが、上司やメンバーから「チームで仕事をしているから周りを頼ってね」と声をかけてもらい、周りを頼ることを意識しています。そのためにも、より前倒しでのスケジューリングを心がけ、自分の業務やタスク状況はみんなに共有しています。なかなか上手くいかないことも多いですが、そうやって自分自身も成長していけたらいいなと思っています。
―1日のタイムスケジュールを教えてください。
伊藤 育休から復帰して1年が経ち、特に子どもが生まれてからはテレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度のありがたみを感じています。先日、子どもの体調不良で急きょ休むことになり、7時から9時までテレワーク勤務でチームメンバーに引き継ぎをし、その後は休暇としました。テレワーク勤務とフレックスタイム勤務をフル活用することで、柔軟な働き方をしています。また、時間短縮勤務で2時間短く働いています。
山﨑 私はフレックスタイム勤務制度を活用して朝活をしています。ジムに行ったり、友人とモーニングをしたり。また、毎週水曜日は有志で集まる読書会に参加しています。おすすめの本を紹介しあったり、気づきを話したりすることが学びになっています。仕事が終わってからは職場の先輩たちとご飯に行くことも多いです(笑)。
―QTnetでは資格取得祝金制度があるとか?
双須 はい。会社指定の資格を取得すると、難易度に応じて最大15万円の祝い金が支給される制度です。私は入社前と入社1年後に取得しました。ITの基礎知識が身につく「ITパスポート」と、ICT(情報通信技術)スキルを証明する「ドットコムマスター」を持っていますが、お客さまにプラスアルファの提案をするときに勉強した知識が生きるなと感じます。
貞宗 私も同じ資格を取得しました。企業訪問時に情報システム部の方と話す機会が多々ありますが、専門用語の知識がないとお客さまの課題やお困りごとを正しく理解することができません。休日などにコツコツ勉強し、資格を取得しました。基礎知識を蓄えた上で仕事に臨めるので取得していて良かったなと感じます。どういう勉強をすればいいのか分からなくても、今後の業務につながる資格を会社がピックアップしていますし、会社が認定している資格であれば受験料と祝い金が支給されるので、今後も継続して勉強していきたいです。
―仕事のやりがいは?
伊藤 現在、通販サイト「BBIQ特選ショップ」の運営に携わっています。多くのお客さまに利用していただけるようチーム内でアイデアを出し合い、実行しています。その成果が出たときにやりがいを感じます。限られた勤務時間のなかで、より成果を出せるよう経験やスキルを磨いていきたいです。
双須 幅広く裁量をもたせて仕事を任せてもらえます。その分難しく、どうすればいいのか分からないこともありますが、自分なりに試行錯誤して実行した結果、良い成果につながると大きな達成感があり、やりがいを感じます。
―今後の目標や課題はありますか?
貞宗 4月から、初めての部署異動でBtoBアライアンス営業を担当することになりました。法人のお客さまは通信関係の知識が豊富な方が多く難しさに直面していますが、たくさんの経験を積み、お客さまにもっと喜んでいただけるように頑張っていきたいと思います。
山﨑 会社が整備している制度を活用し、みんなが働きやすい会社となるよう、女性社員のロールモデルになれたらと思っています。ワークライフバランスは人それぞれ異なりますし、仕事やキャリアとの向き合い方に悩む女性社員も多くいます。会社としても今、次世代育成支援・女性活躍推進に積極的に取り組んでいますので、現場にいる一社員として、女性がもっとイキイキと働ける会社にしていけたらいいなと思っています。
QTnetリクルーティングサイトでは、実際に働く女性社員の声を紹介中。気になる人は以下リンクからチェック!
QTnet
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