お久しぶりです。「サ日記」のサニです。

長らくブログの更新を怠っていた福岡市南区在住、飼い猫のサニです。

ごぶさたして失礼しました。

別に体調が悪かったわけではない。すこぶる元気に過ごしてます。怠けていただけ。

ほんとうに久しぶりに気が向いたので、「サ日記」をしたためることにしよう。

まずは、風呂場からこんにちは。

おれは風呂はキライだが、風呂場に入るのは好きだ。妙な湿り気で気持ちが落ち着く。

もうひとつ落ち着く場所はパソコンの上だ。このブログも書くが、時々わけのわからないキーを押して、画面を印刷して飼い主から怒られたりもする。

お気づきの読者もいると思うが、唐草模様の首輪を着けている。前は余計なものが身体に触れるのがイヤですぐはずしていたが、なぜか気にならなくなった。飼い主は「泥棒猫」と心無いことを言う。

チョビもおれ同様元気だぞ。おれのことを勝手に相棒と思っているが、十年早い。弟子だとしても、”不肖の弟子”だ。おおかたの人間に懐いて可愛がられるおれを見習うことなく、抱っこしたがる連中をしり目にすぐ逃げて隠れてしまう。なかなか心を許さん。

ねこタワーで寝ているときは一応リラックスしているが。

おんなじ猫だと思うなよ。こいつは「とら」だ。地域猫でうちの庭に小さな家を作ってもらって暮らしているが、夜中に入ってきては朝まで過ごすことが増えている。

チョビと同じ母親から生まれたきょうだいだけに、模様も似ているが、寝方までそっくりだ。

わが家で「おかあちゃん」とか「おっかさん」と呼ばれるチョビととらの母親は根っからの野良猫だけに警戒心が強いところはチョビが受け継いでいる。でも、弟のとらは自分から家に入って来るし、庭でも人間が来るとニャオニャオ言ってまつわりつき、おなかを見せてゴロンゴロン転がる、まるで家猫育ちのようだ。

前にも書いたが、この母猫はめっぽう気が強いしっかり者だ。そうでないと、長年野良として生きてきて沢山の子どもを産めない。子どもに危害を加えかねない外敵にも果敢に立ち向かうが、チョビやとらのような自分の子どもでもえさを取り合うときは、容赦なく「シャーっ」と火を噴いて威嚇する。

「おまえのかあちゃんは怖いにゃあ」チョビに話しかける。眼ぢからのすごさに娘のチョビもビビっている。

そして、母猫のダンナでとらの父親であるうしがこのところ毎日現れるようになった。とらとの「父子交流」の様子を連続写真でお見せしよう。

ん~。こんな子ぼんのうな父猫はなかなかおらんぞ。イクメンならぬイクニャンのかがみだ。

うしは図体デカいくせにけっこう優しい性格をしていて、妻子がごはんを食べている間はじっと見守っていて、二匹が食べ終わると、やおら乗り出してきてゆっくりとムシャムシャ食べ始める。その量はやはり相当なもので、本物の牛のように長い時間をかけて味わっていただく。

夫婦で居るのを見ると、うしの方がずい分大きいが、おかあちゃんは一切ひるまない。時々うしダンナにも火を噴く。うしもさる者で動じることもなく、悠々としている。

そんな大物のお父さんといると、とらも安心し切っている。

うちに入ったときはさらに、安心を通り越して油断しまくっておる。

甘えん坊のとらもだいぶ大きくなって、母親よりデカい気がする。

遠近法で俺の方が小さく写っているが、そんなことはない。

おれもとらに負けじとダラけ切ったポーズでお別れしよう。きょうはずいぶん写真を沢山載せたな。うしととらが多かったけど。

また、いつかお会いしましょう。ごきげんよう。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

福岡市南区在住。サバトラ柄。熟年オス猫。雑種だが、アメショーの血が入っていると思っている。
ふてぶてしさが身上の甘え上手。
推定5歳か6歳の頃、今の飼い主宅に上がり込み飼い猫に。それ以前は不明だが、数百メートル離れた公園にいたとの不確かな情報。おととしの暮れ、孫娘のようなキジ白猫チョビが弟子入り。
世の中の動きに敏感なものの、とくに行動はしない。

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