【ヤバすぎる実態】ある人物のせいで 会社の雰囲気が徐々におかしくなった話

私が10年ほど前にアルバイトとして働いていた会社はブラック企業で、働いている人もほとんどが男性で、社員よりアルバイトの人が多い職場だったのですが、ある時から変な雰囲気を感じるようになりました。その雰囲気に耐えかねて退職したのですが、今回はその出来事についてお話します。

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新人アルバイトの男の子

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 私がその職場で働き始めてまもなく、20代半ばの若い男の子Aくんがアルバイトとして入社してきました。Aくんはすでに働いていた男の子たち数人の友達で、人懐っこくて尋常じゃないほどのコミュニケーション能力があり、雰囲気も派手でかなりのイケメンで、すぐに社内の人達と仲良くなりました。

 ただ、どこか「怪しい雰囲気」があるのです。音楽とダンスが好きで夜遊びが激しく、社内の子たちも誘って朝まで遊んでそのまま出社なんて事も。ただ仕事はとてもできる子なので、上司からも信頼されていました。

コソコソしているのを目撃!

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 Aくんが入社してから何カ月か経った頃、他のアルバイトの男の子とコソコソと内緒話をしていました。別の日は別の人とコソコソと話しています。いつもならみんなで談話するような職場なので、
 「どうしたのー?」と話しかけたら、
 「いや。なんでもないっすよー!」と明るく避けられます。

 いつもコソコソ話すようなタイプではなく、普段は大きい声でいろんな人とあけっぴろげに話すタイプの子なので、たまにコソコソ何をしているんだろう? と不思議に思っていました。

遅刻者が続出するように?!

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 そしてある日、また別の人とコソコソしている中で、
 「いつものお願いね…」と聞こえたのです。その時は変な憶測で何か聞いてはいけないような気になってしまい、聞こえてないフリをして過ごしました。

 その出来事から数カ月がたち、相変わらずコソコソ話をしている彼ですが、そのコソコソ話の相手がどんどん増えているのです! それも、一言二言彼に「何か」を頼んでいたり質問するだけです。

 そして徐々にAくんと待ち合わせをして何かを受け取る話や、
 「昨日のやつすごく良かったよ~」など、怪しい会話も増えていき、やがて今まで遅刻しなかった真面目な社員も遅刻するようになり、遅刻する人が続出するようになったのです。

 Aくんももちろん遅刻をしており、出社してもうつろな目でほとんど会話にならないような半分
寝ているような状態の日もあります。それでもクビにならないのはどうしてなのかと、なんだか違和感がありました。

 すると、Aくんの上司数人も彼とコソコソ話をしていることに気が付きました。 周りを見渡すと私以外のほとんどの人がAくんとコソコソ話をしていたのです!

 そうしているうちにAくんと職場の同僚たちは山の中の謎の施設で行われているようなイベントにみんなで行くようになり、Aくんの紹介で強面の新人も入ってくるようになり、社内の雰囲気が徐々にヤバい集団の雰囲気になっていました。

 私は女性だったのもあり、コソコソ話をしている内容のものに声をかけられませんでした。もう一人、声をかけられていないのは社長でした。当時社長はとてもケチなタイプで、部下を成績でしか見ておらずアルバイトみんなから嫌われていたので 、声がかからなかったのだと思います。

落ち着かなくなり…

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 私は会社の環境が徐々におかしくなっている雰囲気にどうしても落ち着かなくなってしまいました。ちょうどその頃、社長と残業代の未払いのことで揉めて、見切りをつけ会社を退職しました。退職する時に社内環境がおかしくなっているのを伝えようととも思いましたが、確実な証拠を持っていないので言うことができませんでした。

 その後も社内の環境も良くないからか離職者が増えていき、私が退職してしばらくしてからほとんどみんな辞めていったそうです。私は独学で勉強をし、事業を立ち上げたので当時の同僚と会うこともありませんし、まったく別のフィールドで幸せに暮らしています。

 数年後に偶然Aくんを道端で見かけましたが、なんだか痩せてやつれていました。
 なんででしょうね…?

(ファンファン福岡公式ライター/ペソ美)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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