山﨑賢人さん、大沢たかおさん、要潤さんにインタビュー【キングダム 大将軍の帰還】

 2006年1月から「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の「キングダム」。単行本は72巻まで刊行され、累計発行部数1億部(2023年11月時点)を突破する大人気漫画です。2019年から実写映画化され、現在までにシリーズ第3弾まで公開。7月12日にシリーズ最終章の映画『キングダム 大将軍の帰還』がついに公開されました! 最新作では、前作『キングダム 運命の炎』の「馬陽の戦い」の続きが描かれ、秦と趙による国の存亡をかけた戦いが繰り広げられます。舞台あいさつのために来福した主人公・信役の山﨑賢人さん、王騎役の大沢たかおさん、騰役の要 潤さんに作品への思いを聞きました。(文中敬称略)

目次

「役と自分がリンクして、一緒に生きてきた感じがする」

©原泰久/集英社 ©2024映画「キングダム」製作委員会

―佐藤信介監督からは今作に向けての役作り・演技指導はありましたか?
山﨑 監督はあまり細かく言ったりしない方で、”ただ信を生きていればいい”という撮影環境でした。今作のためにこれまで積み重ねてきたものがあり、リアルに関係性を築き上げてきた中で自分から出るものを信じて挑みました。細かい表現などは監督と話し合いながら撮影しました。

―大沢さんは特殊なキャラクター・王騎を演じましたが、演じる難しさや楽しさはありましたか?
大沢 王騎は人間離れしたところが多く、特徴もクセもすごく強いキャラクターです。その辺りは実写するにあたってどこまで表現できるのか、しない方がいいのかは1作目の時に現場で考えたり、トライした記憶があります。最初は「どうしようかな」「やりすぎかな」といろいろ考え、混乱しましたね。ただ今回で4作目となり、ずっと役とも付き合っているし、周りの共演者ともずっと一緒に作ってきたので、段々役と自分が合ってきて自然と演じられるようになりました。

―今作では、要さん演じる騰が戦場に出て戦うシーンもありますね。難しさはありましたか?
 漫画「キングダム」に対して、みなさんが持っている想像力を超えていかないといけない点が非常に難しかったです。例えば10万の兵が登場しますが、実際に10万の兵を見たことがないので、目線をどこに向けるかなど、細かい表現の仕方を模索しながら撮影に挑みました。

―2018年から本作を目指して撮影に挑まれていたと思います。全ての撮影を終えた瞬間の思いを聞かせてください。
山﨑 普段クランクアップとかで絶対に泣かないんですけど、「キングダム」の時は毎回泣いています(笑)。やっぱりそれくらい役と自分がリンクしていて、自分の人生そのものを一緒に生きてきた感じがします。一つやり切ったという気持ちが大きかったです。

大沢 クランクアップした日に「あぁ、もう終わったんだな」と感じました。振り返れば準備期間を含めると8年やっていて、こんなに時間がたっていたんだと感じたし、鎧を脱ぐのがすごく寂しかったですよね。撮影が始まって何年間か、鎧を付けることでもう一人の自分が誕生することが当たり前になっていたので、それを脱ぐ時に「次に着ることはないんだな」と。それがやっぱりすごくきつかったですね。

 「キングダム」を撮影していた7年間は、ずっと心の中に自分のキャラクターや「キングダム」がいました。達成感や充実感はもちろんありましたが、虚無感が大きな割合で自分の心を占めていたなと思います。「もう明日から大沢さんやスタッフさんと会えないんだな」という気持ちがすごく大きかったです。7月12日(金)に公開を迎えられて、やっとみなさんにお披露目する機会が来たなと感じています。

ストーリー

 秦と趙の全てを懸けた<馬陽の戦い>で、敵将を討った信(山﨑賢人)と仲間たちの前に突如として現れた、その存在が隠されていた趙国の総大将・龐煖(吉川晃司)。自らを<武神>と名乗る龐煖の圧倒的な力の前に、次々と命を落としていく飛信隊の仲間たち。致命傷を負った信を背負って、飛信隊は決死の脱出劇を試みる。「俺たちで、信を守り抜くんだ―。」

 一方で戦局を見守っていた王騎(大沢たかお)は、趙軍の裏に潜むもう一人の化け物の存在を感じ取っていたが、劣勢を覆すべく最強の大将軍として再び戦地に舞い戻った。王騎と龐煖の過去の因縁とは?

 遠くから戦いを静観する軍師・李牧(小栗旬)の正体とは?
 今、因縁が絡み合う馬陽の地で忘れられない戦いが始まる―。

キングダム 大将軍の帰還

公開日:7月12日(金)
出演:山﨑賢人、吉沢 亮、橋本環奈、清野菜名、山田裕貴、岡山天音、三浦貴大、新木優子、吉川晃司、髙嶋政宏、要 潤、加藤雅也、高橋光臣、平山祐介、山本耕史、草刈正雄、長澤まさみ、玉木 宏、佐藤浩市、小栗旬、大沢たかお
原作:原泰久「キングダム」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:佐藤信介
配給:東宝、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(共同配給)
主題歌:ONE OK ROCK「Delusion:All」
©原泰久/集英社 ©2024映画「キングダム」製作委員会

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