花火の場所取りで隣にきた派手な親子 母親のドン引き行動に怒り爆発!

地元の夏祭りの場所取りで、知らない母子と隣り合わせた私たち。その母親が、まったく子どもの面倒を見ずおしゃべりに夢中なのです。それだけでもモヤモヤしていたのですが、なんと母親は隣にいる私たちに子どもの面倒を押し付けるドン引き行動をしてきたのです。

目次

夏祭りの会場で隣り合わせた親子

写真AC

 地元の夏祭りに娘と出かけたときのこと。その日もお祭りは大盛況で、たくさんの人が来ていました。地元のみんなはレジャーシートを持って花火の場所取りをするので、私たちもシートを敷いてくつろいでいました。

 すると私たちの隣に、少し派手目の母親とその子ども(3~4歳の女の子)と、母親の友人らしき女性がシートを敷いてきたのです。

 母親と友人は、シートを敷くなりさっそくおしゃべりに夢中。女の子は、一人でスマホを見て時間をつぶしているようでした。

 女の子が
 「ねぇママ?」と何度呼んでも、母親は
 「ちょっと待って」
 「邪魔しないで」と、女の子をほったらかして友人とのおしゃべりをやめません。

 この時点で「大人2人もいるんだから、どちらか娘さんにかまってあげてほしいなぁ…」そう思っていました。

 うちの娘もまだ3歳と幼いので、じっとしていられません。案の定
 「ママ、ひまー」と言い出したので、じゃんけんをして遊んであげていました。

放置される女の子と遊んであげたけれど…

写真AC

 娘が喜んで遊んでいると、隣にいた女の子が私たちの近くにきてじっと見てきたのです。すると女の子はクルっと母親も元へ戻り
 「ママ! じゃんけんしよう!」と言いました。

 しかし母親は知らん顔でおしゃべりに夢中。母親にスルーされた女の子は悲しそうな顔をして、またこちらに戻ってきたのです。私たちの遊びをじっと見つめる女の子が、なんだか少し可哀相に思えてきた私。「少しだけ遊んであげようかな…」そう思い、女の子にもじゃんけんをして遊んであげました。

 すると女の子は大喜び。何回かじゃんけんをして遊ぶと、女の子は母親の元へ戻り
 「今ね、遊んでもらってたの!」と、私たちの方を指さしました。

 すると母親は、チラッとこちらを見て
 「へぇ。そうなの? 良かったね~」と興味なさそうに言うだけ。

 お礼を言ってほしかったわけではないですが、せめて会釈くらいしてくれても… と思ってしまいました。女の子はしばらく母親のもとでスマホをさわっていたのですが、また退屈になってきたのか
 「ねぇ遊んで~」と母親に話しかけていました。

 しかし母親はおしゃべりをやめません。女の子が何度も
 「ねぇ~!」と母親の服をひっぱっても
 「ちょっと待ってよ!」と、面倒くさそうにあしらうだけ。

 それでも女の子がしつこく「遊んで」と訴えかけると、母親はありえない発言をしたのです。

「遊んでもらっておいで」母親の発言にドン引き

写真AC

 母親は、何かひらめいたように
 「そうだ! もう一回遊んできてもらいなよ!」と、なんと私の方を指さしたのです。さらに
 「ほら、行っておいで!」と、女の子をぐいっと押すように私たちの元へ行かそうとしました。

 あまりにも身勝手な母親の行動に、思わずフリーズした私。他人の私を指さして「遊んでもらっておいで」って…。遊んであげたのは事実ですが、私は子守り担当でも知り合いでもなんでもありません。

 それでもぐずって母親のもとを離れない女の子に
 「さっきも遊んでもらったじゃん!」と、何度も女の子の背中を押す母親。母親に対する怒りが込み上げてきた私は、すぐ娘を連れて場所を移動しました。

 もちろん女の子には何の罪もありませんが、母親の「子どもの面倒よりも自分が楽しければいい」という言動がどうしても許せなかったのです。

 夜の祭り会場なんて目を離せばすぐ迷子になるし、ましてや赤の他人に子守りを押し付けるなんて考えられません。大人同士でおしゃべりに夢中になる前に、まずはきちんと自分の子を見ていてほしい… そう強く感じた腹立たしい出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター/餅キナコ)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

ファンファン福岡(fanfunfukuoka)は、街ネタやグルメ、コラム、イベント等、地元福岡・博多・天神の情報が満載の街メディア。「福岡の、人が動き、人を動かし、街を動かす」メディアを目指しています。

目次