ありがとう【マリノアシティ福岡】読者の思い出で振り返る24年

 2000年10月、九州初の本格アウトレットモールとして開業した「マリノアシティ福岡」。大人から子どもまで楽しめる大型モールに成長し、多くの人に愛されてきました。そんな同館が8月18日(日)をもって閉館。24年の歴史に幕を下ろします。
 ファンファン福岡では同館での思い出のエピソードやメッセージを募集。多数寄せられた読者の声と一緒に「マリノアシティ福岡」を振り返ります。

目次

【HISTORY】マリノアシティ福岡 24年の歴史

2000年10月20日
九州初の本格アウトレットモールを中心とした複合商業施設として、福岡市西エリアの「マリノア」地区に開業

04年7月
アウトレット棟を増床。44店舗のアウトレットショップがオープン

04年11月 
ベビー総合専門店「ベビーザらス」を中心としたファミリーワールド18店舗が登場

07年9月
アウトレットⅢ棟がオープン。34店舗が加わり、全160店舗以上の大型モールへと成長

17年6月
マリナサイド南棟1階をリニューアル。物販8、飲食7店舗のフードコートが登場

19年9月
国内最大級の屋内型スポーツ・アスレチック施設「NOBOLT(ノボルト)」オープン

24年8月18日
閉館

※「NOBOLT(ノボルト)」はマリノアシティ福岡の閉館後、8月19日(月)以降も変わらず営業します。

【SHOPPING】何回行っても飽きない! 九州屈指のアウトレットモール

 店舗数はファッション、スポーツ、アウトドアをはじめ、インテリア、雑貨、食品・菓子などのライフスタイルアイテム、レストラン・カフェなど約160。アウトレットが全体の7割の約110店舗を占めています。

ⓒEPOCH

読者の思い出

★帰りにかなりの確率でディッパーダンへ。普段はあまりクレープは食べないけど、マリノアに行くと食べたくなるから不思議(笑)。(40代女性)

★昔イルフォルノというレストランがありました。海も見えるし料理もおしゃれ。パラダイストロピカルティーがおかわりできて、とことん楽しんだことがいい思い出です。マリノアがなくなっても次の施設になっても、そこで思い出すのはあのパラダイストロピカルティーの味だよ~!今までありがとう!(60代女性)

★夢中で服を試着してて、閉店後にお店に取り残されました。あの時の店員さんすみません。(30代男性)

★派手なオールスターのスニーカーを買ってまだ履いてる! たぶん20年くらい履いてます。(30代男性)

★いつもシルバニアファミリーのお店で爆買いして、GODIVAでアイスを食べるのが好きでした。(20代女性)

★当時気になっていた彼とデートした思い出。お互い帰ろうか、と言い出せず、足が痛くなるまでお店を見てまわりました。(20代女性)

★中学校3年生の時、田舎の鹿児島から福岡の大学に通う姉の所へ遊びに行った時のこと。とても楽しい所がオープンしたと、連れていってくれたのがマリノアシティでした。見たこともないようなおしゃれな雑貨屋さんや洋服屋さん、それがとてもお得に買える!と、胸を躍らせたことを今でも覚えています。あれから24年、今は主人と子どもたちと一緒に買い物を楽しんでいます。(30代女性)

★歳を取るごとにお世話になるお店は変わりますが、マリノアに行けば万事解決でした。40代でもお世話になると思っていました、寂しくなります。(40代女性)

★専門学校時代にマリノアシティでアルバイトしていました。お正月のマリノアはみんな走って福袋を求めてたなとアルバイト時代のことを思い出しました。とても充実したアルバイト時代でした。思い出をありがとう。(20代女性)

★開館時に並んだ日がこの間のようです。今でも3カ月に1度行っていますが、閉館のニュースを見たときは寂しかったです。今まで楽しい思い出をありがとうございました。(40代男性)

★2階のゲーセンに行くと必ず入り口に激しく動くぬいぐるみがいますw GODIVAのショコリキサーが飲めて嬉しいです(店舗数すくないので)。ディッパーダンのクレープを食べたくなった時も行きます。銀だこも同時に買えるので最高です。ポムの樹のオムライスもおいしいです( ´ ▽ ` ) 食べ物ばっかりですねw
ヴィレヴァンも店内をまわるだけで面白いし、店員さんに本の場所をきいた時、とても丁寧に探してくれて嬉しかったです。今は亡き父とABCマートで買い物したこと、他の家族の買い物に付き合ってまだ終わらないの?ってブーブー言ってたのを鮮明に思い出しますw 他にも、デートに来たこともあれば、サンマルクカフェに面接を受けたことや友だちとプリクラを撮ったりマリノア近辺の結婚式場で働いていた頃は通勤路として通っていたり、、、たくさんの思い出があるホームのような場所です。(30代女性)

★昔、家族で雑貨屋さんを回ったりゲーセンで遊んだ思い出があります。2年前には、ツバメが建物の柱の上に巣を作っていて、それだけでも可愛かったのですが、さらにマリノアの従業員さんがラミネートで柱に『↑ツバメのおうち 2022年築 住所マリノアシティ福岡 マリナサイド棟北1階  ※通行の際はお気を付けください』とツバメのイラスト付きで柱に貼ってたのが面白かったですね~!ほっこりした気持ちになりました。(30代女性)

【観覧車】マリノアシティ福岡のシンボル「観覧車 スカイホイール」

 福岡市街を一望できる高さ約60mの観覧車。約12分間の空中散歩が楽しめます。夜は観覧車本体がイルミネーションで輝き、夜の街をきらびやかに彩ります。昔は大小2基の観覧車があり、“双子の観覧車”と呼ばれていたそうです。

読者の思い出

★初めての彼氏とマリノアに行き、観覧車に乗りました!観覧車の中でオドオドしながら手をつないだのを思い出します(笑)。その彼氏と結婚し、今は子供が2人います(^^) マリノアが閉館してしまう前に家族4人で観覧車に乗り、思い出に浸りながら新たな思い出を作りたいです(*^^*)(30代女性)

★誕生日には観覧車に2周乗せてもらえた!!海が見えて爽やかな気分でした。(50代女性)

★若い頃、観覧車のネオンを駐車場の最上階で見た時はとても近くに見えてきれいだったなぁ。(30代女性)

★観覧車のイルミネーションを見ながらプロポーズしたことを思い出します。妻は覚えてるか微妙ですけど(笑)。(40代男性)

★観覧車に孫とよく乗っていました。閉館になるのは寂しいです。(60代女性)

★オープンして間もない頃に高所恐怖症の自分は彼女が観覧車に乗りたいとの事で、目を瞑って一緒に乗ったのは良い思い出となりました。目を開けて見ると今まで見た事がない福岡市の景色が広がっていて、下に着く頃には時間すら忘れて2人で見入ったのを今でも覚えています。マリノアシティがまた新しく生まれ変わってくれると信じています。(40代男性)

★西区といえばマリノアシティ!観覧車に海にショッピングモール!昔からちょっと海外にいったような、リゾートのような空間が好きでした、、!閉館寂しいです!(40代女性)

【EVENT】おでかけをもっと楽しく! マルシェやイベントも充実

 体験、交流の楽しさを提案するため、イベントも多数実施。地元の生産者が出店するマルシェは計約30種類開催されてきました。海辺の立地を生かしたリゾート感も人気でした◎

読者の思い出

★大学の時に付き合ってた彼氏と初めて行きました。千年夜市をやっていました。また行きたいです。(20代女性)

★子ども達を連れて仮面ライダーの写真会やナイトバブルショーなど見に行きました。 可愛い洋服が大人も子どもも、異性関係なく、お手頃に手に入るのでとても助かっていました。
なんと言っても観覧車!ほとんど乗ったことはないですが、あの観覧車を見ると、マリノアシティ だなと安心感があり、今後も残してほしい気持ちでいっぱいです。(30代女性)

★家族で、遊びにきてくれた友達と牡蠣(かき)小屋に行ったのが思い出です。今年も帰省時は行く予定だったので寂しいですし、思い出の場所が閉館するのは残念です。(30代女性)

★マリノアシティは何年か前に手品を見に行ってました。懐かしいです。(40代男性)

★年末あたりに焼き芋フェアがあり、おいしかった。帰りにうっかり昭和バスに乗って友人としゃべっててかなりたって気づき、運転手さんに同情されました。(20代女性)

★お正月、初売りにうかがったとき、ジャパネットさんの抽選くじで大きな蟹(かに)が当たって家族でおいしくいただいたこと。(40代女性)

マリノアシティ福岡へ【感謝の思い】

読者の思い出

★学生時代、買い物といえばマリノア!という時期がありました。イルミネーションの写真を撮り、みんなでLINEのアイコンをおそろいにしていたのを思い出します。閉館してしまうのは少し寂しいですが、新しい福岡へまた一歩前進するということで、その変化を楽しみにお待ちしております。 今までたくさんの素敵な思い出を作らせていただき、ありがとうございました。お疲れ様でした!(20代女性)

★友達、家族、昔お付き合いしていた方、旦那さんとも。誰と訪問しても楽しかった施設です。閉館してしまうのが本当に悲しいです。閉館まで、たくさん買い物をしてお礼の気持ちを伝えたいです!(30代女性)

★マリノアシティ福岡は、家族との週末の楽しみの場所でした。観覧車に乗って美しい景色を見ながら、子供たちの笑顔を見ていると、いつも幸せな気持ちになりました。これからもその思い出を大切にします。
マリノアシティ福岡へ、
数え切れない思い出と共に感謝の気持ちを伝えたいです。家族、友人、恋人と共に過ごした時間は宝物です。閉館するのは寂しいですが、その場所での思い出は一生消えません。新しい場所でも、同じように素敵な思い出が作れることを願っています。ありがとう、マリノアシティ福岡。(30代女性)

★マリノアシティが開館した頃は、ちょうど社会人になって間もない頃でした。当時大きな観覧車もあり、小田和正さんのライブツアーのご当地巡り映像のなかで「観覧車がふたつある」と感嘆していて、会場内も同意するような笑い声に包まれたのを覚えています。アウトレットがまだ福岡で珍しかった時代から、マリノアがおしゃれなアウトレットショッピングモールとして、福岡の方々に大変貢献されたと思います。閉館は寂しいですが、また同じ場所でも別の場所でも、新たにすてきな商業施設がオープンすることを願っています。20年以上、ありがとうございました。(40代男性)

店舗スタッフが語る【思い出】

マリナサイド北棟2階「GODIVA」池田さん(左)、吉冨さん(右)

 マリノアでは「人生の半分働いた!」と言っても過言ではない時間を過ごしました。20年間、マリノアの3店舗で働き、たくさんのお客さまとの出会いを経て今があります。何年たっても、どの店舗にいても遊びに来てくださるお客さまもいました。そして、3店舗全て一緒に働いた池田さんをはじめとする、スタッフとの時間もかけがえのないものでした。全てのお客さまとスタッフに感謝いたします。
(マリナサイド北棟2階「GODIVA」吉冨さん)

アウトレットII棟2階「BEBE OUTLET」大久保さん

 マリノアシティ福岡で働いて、今年で15年目となります。子供服屋さんということで、15年前にお母さんと来店していた小さな男の子や女の子が、大人になった今でも顔を見せに来てくれます。わが家のようなマリノアが閉館することは本当に寂しいのですが、ここで出会えたご縁は私の人生の宝物となりました。長らくご愛顧いただきましたお客さまに改めまして心より感謝申し上げます。
(アウトレットII棟2階「BEBE OUTLET」大久保さん)

マリナサイド北棟2階「観覧車 スカイホイール」山口さん

 オープン時より観覧車の営業に携わっております。海側という立地から、冬の寒さと夏の暑さの厳しい環境の中、自身の健康管理に留意してきました。24年間、何よりも安全を第一に努め、事故もなく営業を終えようとしますことを大変うれしく思いますし、ルールやマナーを守って安全確保にご協力くださったお客さまに感謝の気持ちをお伝えしたいです。
(マリナサイド北棟2階「観覧車 スカイホイール」山口さん)

マリノアシティ福岡

住所 福岡市西区小戸2-12-30
電話 092-892-8700(10:00〜20:00)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

「ファンファン福岡/サブクリップ」(福岡都市圏内配布、福岡市地下鉄駅駅設置)紙面に掲載した話題、編集部員が突撃取材した話題などを紹介します!

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