「ケール青汁」でクッキーとヨーグルト！ファンケルと中村学園女子高がオリジナルレシピ開発

2024年8月2日

　化粧品・健康食品メーカーのファンケル（横浜市）は、中村学園女子高（福岡市城南区）の3年生の生徒4人と共同で、同社商品であるケール青汁を活用したオリジナルレシピを開発。その材料や作り方を記したチラシを7月26日、福岡市のファンケル福岡天神地下街店で配布し、来店客たちにPRしました。

「1日分のケール青汁」オリジナルレシピでおいしく野菜不足の解決に

　4人は授業の一つ「探求学習」を利用し、若者の栄養が偏りがちになる点に着目。同社が食品ロスなどに関する特別授業をかつて同校で実施した縁を頼りに、若い世代の野菜不足を補うレシピを巡り、同社担当者とこれまで約4カ月間、オンラインなどでの打ち合わせや試食会を重ねてきました。

　その結果、開発に至ったのが同社の「1日分のケール青汁」を混ぜたクッキーとヨーグルト。若者だけでなく子どもも食べられるよう、チョコレートや蜂蜜、フルーツを使うなどして甘めの味付けにしたのが特徴といいます。

　この日、4人はオリジナルレシピを知ってもらおうと、店を訪れた客に声をかけてチラシを手渡し。いずれもグローバルイノベータークラスに通う原口万奈さん（18）と久木崎美菜さん（17）は「野菜嫌いの子どもがいるがこれだったら食べてくれるかもしれない、と言ってくれた人がいてうれしい。ちょっとでも野菜不足の解決につながれば」と笑顔を見せました。