「絶対に無理!」産後初の大イベント・お宮参りで絶望した理由

 出産直前は大きなおなかで活動が制限され、出産後は子育てで運動どころじゃない…。産後のママにとって、運動不足は深刻な問題。育児に追われる日々で、自分の体力のことなんて二の次に考えていた私は、知らず知らずのうちに足の筋力がガタ落ちしていたようです。そして、産後初の大イベント「お宮参り」で、思わぬ泣きを見ることになってしまったのです。

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育児に追われ、徐々に体力が低下

 出産直前は、安全のために運動を控えるよう言われますよね。私もお腹が大きくなるまでは、安産を目指してウォーキングやダンスなど、積極的に体を動かしていました。でも、お腹が大きくなるにつれ思うに動けなくなり、自然と運動から遠ざかるように…

 出産後も慣れない育児に追われ、運動どころか睡眠時間もまともに取れない日々が始まりました。このような日々の中で体力が落ちている自覚はありましたが、運動・筋トレなどする余裕もなく「また落ち着いたらやれば良い」と楽観視していました。

お宮参りでの予想外の試練

 しばらく経つと子どもと外出ができるようになり、自分の中では「少しずつ体力も戻ってきた」と思っていました。そんな中やってきたのが、出産後初めての大きな家族イベント「お宮参り」。義理の両親が神社の予約を手配してくれたのですが、当日、神社の駐車場に到着し車を降りると、そこには長い階段が。

「な、長い…」
目の前に立ちはだかる、果てしない階段。少し体力が戻ってきたとはいえ、子どもを抱っこして登れる?絶対に無理!

 夫と義理の両親は「じゃあ、行こうか」とスタスタと階段を上って行きます。私は手すりを頼りに、一歩一歩を踏みしめるように上がり始めましたが、20段も上ると心臓はバクバク。足も重く感じられ、夫や義理の両親にどんどん引き離されてしまいました。息を切らしながらも、ようやく神殿までたどり着きましたが、その疲労感と私と子どもをおいて先に上がっていった夫への怒りは言葉では表現しきれません。

 お宮参りの儀式を終えた後は、下りの階段が待っています。さすがに下りは子どもを夫にあずけ、慎重に階段を下りるも膝がカクンと折れそうになり恐怖感でいっぱいでした。翌日は、案の定激しい筋肉痛に。神社の選定を義父母に任せたこちらにも責任はありますが、産後は「筋力の低下」「披露の蓄積」で自覚している以上に弱っていることを痛感しました。れからお宮参りを迎えるママたちへ、お宮参りなどのイベントに臨む際は、赤ちゃん連れでも楽に行ける場所を選ぶなど、無理ない計画をたててくださいね。

(ファンファン福岡公式ライター / Mami)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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