彩りよく! プロが教える焼肉弁当を盛り付けるポイント

子どもから大人まで、みんなに大人気の焼肉弁当! お弁当箱を開けた瞬間、焼肉が入っていた時はテンションが上がりますよね。しかし、いざ焼肉弁当を作ろうと思っていても彩りやおかず選び、盛り付けまでどうすればいいのか悩むことはありませんか? 今回は焼肉弁当を仕上げるために選んだ食材や、実際に盛り付ける方法を紹介します。是非活用ください。

目次

盛り付けで気をつけるべきところは?

出典:合同会社HITOOMOI

焼肉弁当をきれいに盛り付けるコツは 1. 食材の色のバランス 2. 盛り付け方法 3. 食器・カトラリー の3つのポイントがあります。 これから写真付きで細かくレクチャーしていくので、是非参考にしてください。

1. 食材の色のバランス:ポイントは「赤・黄・緑をしっかり見せる」こと

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焼肉弁当をボリュームのある盛り付けにするために大事なのは、付け合わせの3色(赤・黄・緑)の食材もしっかり見せることです。焼肉が茶色なので、彩りの良い3色の食材が盛り付けられることで、仕上がりがきれいになります。 ▼今回彩りを意識した食材はこちらです。 赤:トマト 黄:卵 緑:サニーレタス では、実際にどのように盛り付ければよいのか、ポイントを押さえながら見ていきましょう。

2. 盛り付け方法:ポイントは「ボリューム感を出す」こと

焼肉弁当の盛り付けでは、ボリューム感を出すことがポイントです。肉に厚みがない場合は、付け合わせの野菜をただ並べるだけではボリューミーには見えません。食材との隙間を埋めるために配置を意識することが大切です。 ここからは食材を盛り付ける順番に、詳細を解説していきます。

1. ご飯は副菜を添えるスペースを残して盛り付ける

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まずは土台となるご飯の盛り付けです。このあと副菜を添えるスペースを残しながらご飯を盛り付けてください。斜めに盛り付けをすることでおしゃれな盛り付けにもなります。

2. 副菜を盛り付ける

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次に付け合わせの盛り付けです。中華風春雨をご飯の隣のスペースに盛り付けます。仕切りとしてサニーレタスを挟んで盛り付けると、中華風春雨の汁がご飯に染み込む心配がありません。春雨の具(ハム、卵、にんじん、きゅうり)の色をそれぞれ見せることで彩りが豊かになります。

3. 焼肉を盛り付ける

出典:合同会社HITOOMOI
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次に焼肉を盛り付けていきます。焼肉は一枚一枚丁寧に重ねて盛り付けることで整った印象を与えることができます。ご飯が隠れるくらいまで盛り付けた後、焼肉のタレをかけましょう。シズル感が増して、より美味しそうな印象に仕上がります。

4. トマトを盛り付ける

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土台のご飯が見えている部分にトマトを盛り付けます。隙間をなくすことでボリューム感がアップし、またトマトの赤で彩りがより豊かになります。

5. ごまをトッピングする

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最後に焼肉のタレの部分にごまをトッピングします。

盛りつけポイントのおさらい

焼肉弁当をボリューム感のある盛り付けにするには、5つの工程・ポイントを意識しましょう。 1. ご飯は副菜を添えるスペースを作って盛り付けること 2. 副菜を盛り付けること 3. 焼肉を盛り付けること 4. トマトを盛り付けること 5. ごまをトッピングすること これらのポイントを押さえて、是非試してみてください!

3. 食器・カトラリー

最後に、焼肉弁当の盛り付けに使用した食器・カトラリーのポイントを紹介します。

 

 

出典:合同会社HITOOMOI

・弁当箱:単色でシンプルなものを使用すること ・アルミ:シンプルなアルミの弁当箱を使用することで、焼肉弁当にボリューム感を与えることができます。付け合わせの食材で色味を出した分、弁当箱は無地でシンプルなものにしましょう。 ・カトラリー:落ち着いた印象になるものにすること 箸:落ち着いた色味で親しみがある様なものを使用するのがおすすめです。焼肉の色に近いものを使用すると全体的ににまとまり感が出ます。 ・ランチョンマット:明るい柄ものを使用すること 柄:焼肉に色味がない分、明るい柄物のランチョンマットを使用することでにぎやかさを演出することができます。見た目も楽しく華やかになります。

盛り付けでボリューム感ある焼肉弁当を!

今回は、焼肉弁当をボリューム感のある盛り付けにする際のポイントを紹介しました。 食材の選び方や盛り付け方、合わせるランチョンマットなどのちょっとした工夫次第で、見た目がボリューミーで華やかに仕上がります。皆さんもぜひ活用ください。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

2019年1月に設立したフードコーディネーターと管理栄養士が在籍する料理研究家の会社。レシピの企画・開発から撮影、スタイリング、栄養計算、商品開発を中心に事業を行う。ミッションは、「好きな人を想う手作り料理で幸せな食卓づくりを。」

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