【温泉でドン引き!】海辺の旅館で遭遇した「三世代の家族」のビックリ行動とは?

子どもを連れての温泉、「何歳まで子どもは混浴できるの?」なんて気になることはありませんか?「うちの子の入浴マナー大丈夫かな?」と不安に感じることもありますよね。自由奔放な三世代の家族にビックリしてしまった温泉での体験をお届けします。

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戸惑う人も多い子どもの混浴

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 最近、話題に上がることが増えた「子どもの混浴」。
 銭湯や温泉などの公衆浴場で、男の子が女湯に、女の子が男湯に、それぞれ入れる年齢には自治体がもうけた制限があります。

 昔はおおらかだったようですが、現在の国の指針としては、「おおむね7歳以上は混浴させないこと」だそう。それに従って、各自治体も条例に定める年齢制限を引き下げたところが多いようです。(公衆浴場における衛生等管理要領等について|III 衛生管理 第1 一般公衆浴場 9 入浴者に対する制限 より抜粋参照元:https://www.mhlw.go.jp/content/000704519.pdf)

 子どもの混浴は、それぞれの立場や考えでとらえ方が違うもの。同性の親が一緒に入浴できない場合、小さな子を一人で大浴場に行かせるのは不安です。一方で、体の大きな異性の子どもとの混浴に抵抗を感じるという意見も。

 ここでは、温泉旅館の女湯で見かけた「ちょっと困ってしまう」混浴についての体験をお話しします。

癒やされに来た温泉旅館

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 母親目線で、「小さな男の子が女湯にはいること」には抵抗のない私ですが、いちど「これはちょっと…」というドン引き経験をしたことがあります。

 「子どもの混浴」について世間で騒がれていなかった数年前の夏、ある海辺の温泉に泊まったわが家。早々とチェックインして温泉を満喫しようと、空いている時間に大浴場へ。

 日常の忙しさから解放されて、大きな湯船でゆったり。
 「はあ〜、温泉最高だね、ママ!」と、当時9歳だった娘もリラックス。そのとき、入り口の戸が乱暴に開いて、何人かがガヤガヤと入ってきました。おばあちゃん、お母さんと、男の子でした。

ドン引きした理由とは?

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 ふと見ると、この男の子、娘と同じくらいの小学校低学年。とてもハキハキした元気な子でした。三世代で賑やかにシャワーをするのはいいのですが、浴槽までお湯が飛んでくるのです。石鹸の混じったお湯が顔にかかるので、「汚いっ!」と思わず言いそうになってしまいました。

 次に、男の子が大きな声で
 「あのおばさん、太ってるねー!」と…。イヤな気分になり、露天風呂に移動した私たち親娘。ほっとする間もなく、例の三世代親子も露天風呂に…。

 「あ、こっちにもおばさんがいる〜!」と、おおらかな笑顔で指をさされてしまいました。それから、盛大にサブーンと飛び込んできて、大声でおしゃべり。

 男の子は立ち上がって浴槽の淵を歩き回り、また浴槽にジャンプを繰り返し…。その度に飛沫をあび、目のやり場に困ってしまった私と娘。目の前を裸の男子が何度も行き来するのですから、同年代の娘もこれは嫌がります。せっかくの温泉なのに、早々と大浴場を退散しました。

 その間、同伴の大人たちはニコニコ見ているだけ。そして夕食でも朝食でも、食事処で大騒ぎをしていたのがこの家族でした。

子どもでも入浴マナーは必要

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 子どもと一緒に毎年1回は温泉旅行を続けるわが家。いろいろな「大浴場」を経験してきました。
 毎回、小さい子を連れたご家族と大浴場で一緒になりますが、この時のような居心地の悪い経験は他にはありません。お子さん連れのかたは、他の宿泊客の迷惑にならないよう注意を払っていらっしゃるようです。この男の子は、マナーが悪いというより、遠慮がなく無邪気なだけなのでしょう。

 それでも、連れていた大人がもう少し気を遣ってもよいのでは? と思ってしまいました。子どもに入浴マナーを期待してはいけないのかもしれませんが、公共の場だからこそマナーを教えるいい機会なのでは… とも感じた出来事でした。

 子どもの混浴に関しては、「幼児期以降は絶対反対」という意見と、「同性親が一緒でないなら混浴はしかたない」「小学校低学年なら母親と一緒がいい」という意見があるようです。

 今回は、旅館内でおじいちゃん・お父さんも一緒の姿を見かけています。娘は
 「なぜお父さんと一緒に男湯に行かないの?」と首をかしげていました。

 私たち親娘は居心地の悪い思いをしましたが、このご家族には事情があってのことかもしれません。それぞれ立場が違うと、正論も違うと改めて知った旅でした。

(ファンファン福岡公式ライター/吉野まのん)

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