【開催レポート】個性豊かな11店舗が出店福岡で初開催のマルシェアメリカン・エキスプレス主催

2024年9月2日

　食品や雑貨を扱う福岡県内外の店舗が集うイベント「SHOP SMALLマルシェ 2024」が8月31日、福岡市中央区の福岡大名ガーデンシティ・パークで開催されました。出店した11店舗は包装紙に包まれたいなり寿司など個性豊かな商品を各ブースに並べ、来店客に自慢の商品をPRしました。

11店舗が出店するイベント会場で販売された、キャンディ状の包装紙に入ったいなり寿司

SHOP SMALLマルシェ 2024

　金融大手のアメリカン・エキスプレスの日本法人が主催。中小店舗がフランスの市場であるマルシェ風に出店するのを資金面などで支援し、各店の魅力発信や販路拡大につなげる狙い。昨年、都内で開いており、福岡での開催は初めて。

　11店のうち県内からは、キャンディ状の包み紙に、いなり寿司を入れて販売する「CANDY INARI brun」（福岡市）と、つぼ焼き芋を販売する「N. sweet」（同）、絹反物で新製品を作る「MOTTETE」（直方市）、革製品を製造販売する「affordance」（福津市）の4店が参加。

　県外からは、本物の花を使い色彩が豊かで、かつ金属アレルギーにも対応するアクセサリーを販売する「otoneiron」（神奈川県）などが出店しました。

　「CANDY INARI brun」でいなり寿司を購入した福岡市の40代男性は「初めて買ったが、包装されてユニークで、お土産にも良さそう」と笑顔。同店オーナーの樋口りつさん（56）は「街中でのイベントに出店すると、いつもと異なる客層にアプローチできるのがいい。助かります」と話しました。