みなさんはどんなフライパンを使っていますか? 手軽に使えてお手入れも簡単なテフロン加工のフライパンを使用している方も多いと思いますが、鉄製のフライパンもおすすめです。同じ材料で炒めても、仕上がりが違っておいしいですよ。 使ってみた感想をご紹介します!
鉄製のフライパンを購入
ずっとテフロン加工のフライパンを使っていたのですが、あちこち小さな剥がれが見られるようになりました。薄焼き卵はくっついて剥がれなくなり、フレンチトーストもこびりついてきれいに作れなくなりました。そこで、悩みましたが長く使えると聞いていた鉄製のフライパンに買い替えることにしたのです。
価格を比べてみても、テフロン加工のものより少し高い程度。すぐに購入を決めました。そして、実際に使ってみたところ料理の仕上がりに驚きました。いつもと同じ青梗菜や空心菜などを炒めても、味が違ったからです。
野菜がシャッキリしていて、水っぽくなりません。油と塩をちょっと入れただけなのに、十分おいしく感じられるのです。さらに、炒める時間も短くあっという間にできました。野菜によっては、炒め時間がわずか1分程度で仕上がります。
回鍋肉もキャベツがくたっとならず、シャッキシャキ。ニラレバを作っても、もやしがピンとしていてほど良い歯ごたえもある。なんなら、レバー無しで、もやしだけを炒めて醤油と少し砂糖を加えただけでもおいしいのです! 私はよく刻んだニンニクを入れて野菜を炒めるのですが、鉄のフライパンで作るだけで食欲をそそる食べ応えのある一品になります。
鉄製フライパンでなんちゃって焼肉もおすすめ!
これは邪道かもしれませんが、私は焼肉も鉄製フライパンを使って焼くことが多いです。
焼肉用のお肉と、玉ねぎやピーマン、キャベツなどを食べやすい大きさにカットして、鉄製のフライパンで焼きます。焼けたら、皿に移してそのままたれにつけていただきます。ホットプレートよりもお手入れが簡単にできますし、洗い物も、皿とフライパンだけなので楽です。
個人的な感想ではありますが、肉も表面が適度にカリッと仕上がっておいしいのです。肉だけでなく、ウインナーなども投入して鉄板焼きのような感じで楽しむのもおすすめ。ウインナーも、外側がカリッとなって美味です。
鉄製フライパンのお手入れ方法はそれほど難しくはない
しかしテフロン加工のフライパンと異なり、錆びやすいのが鉄製フライパンの注意点です。そのため、使用後はたわしなどでなるべく早く洗ってしっかり乾かす必要があります。
洗った後は、フライパンを中火くらいの火にかけます。水分がなくなったら、油をなじませておきます。こうすることで、焦げにくくなりますしきれいな状態を維持できます。
鉄製のフライパンを使用する場合は、油を若干多めに使用して調理することと、火加減に注意することがポイントとなります。こうすることで、こびりつきにくくなるからです。
使ってみた感想と鉄製フライパンの良いところ
私が使っているのは、直径26センチのものです。決して軽いとは言えませんが、それほど重いとも思っていません。たしかに、洗った後に油をなじませるなど手間はかかりますが、私は購入して良かったと思っています。
そもそも、私が鉄フライパンに買い替えた理由は、耐久性があるものを選びたかったからです。鉄製フライパンは、大切に使えばだいぶ長持ちしますのでコスパが良いとも言えるでしょう。
しかも「野菜がおいしく感じられるようになる」というメリットも手に入れることができました。子どもも、
「これ、おいしい!」と言って好んで野菜を食べるようになりました。鉄製のフライパンを使うようになって、野菜の味が以前よりもしっかり感じられるようになったため、野菜を使った炒め物を作る頻度が上がりました。最近わが家では、カリカリに焼いた目玉焼にハマっています!
(ファンファン福岡公式ライター/てるてる)