1964年にオープンした「博多ポートタワー」が、今年10月17日で開設60周年を迎えます。記念イベントや特別ライトアップが実施されます。みんなで博多港のシンボルの60周年を祝いましょう!
博多ポートタワー【大図鑑】
「タワー 6兄弟」の末っ子
元々はレジャーランド「博多パラダイス」の目玉施設として開設。東京タワーや(2代目)通天閣を手がけた建築家・内藤多仲が設計した「タワー6兄弟」のうち、末っ子に当たります。
船舶の安全を守る無線局
展望室の上に無線局「ポートラジオ」があり、出入港する船に岸壁や気象などの情報を伝えています。
福岡市内屈指の展望スポット
地上70mの展望室からは、博多港を行き交う船や志賀島、海の中道まで360度見渡すことができます。人気の夜景スポットで、ベイサイドプレイス博多や港の明かりが海に映る様子もすてきです。
入場無料のミュージアム
アジアの玄関口・博多港について楽しく学べる「博多港ベイサイドミュージアム」。“船のトリビア”の紹介も。
10月12日(土)【記念イベント開催】
10月12日(土)は、子ども向けのワークショップ(要申し込み)をはじめ、ベイサイドプレイス博多とコラボしたジャズライブなどが行われます。18時ごろには、博多ポートタワー60周年記念特別ライトアップの点灯カウントダウンも開催!
博多ポートタワー
住所 福岡市博多区築港本町14-1
電話 092-291-0573
営業 10:00〜20:00(最終入館19:40)
定休日 毎週水曜日(水曜日が休日の場合は翌平日)、
年末年始(12月29日~1月3日)
FUKUOKA CITY 博多湾【ブルーカーボンオフセット】
豊かな博多湾を未来へ
博多湾には、干潟や藻場など豊かな自然環境があり、たくさんの生き物が暮らしています。福岡市は、生き物の生育場や産卵場としての役割を持つアマモを増やす活動を市民や企業、学校、漁業関係者やダイバーなどさまざまな立場の人々と連携して行っています。
「福岡市博多湾ブルーカーボン・オフセット制度」クレジット購入者募集
同市は、博多湾の藻場が吸収したブルーカーボンを取引可能な形態(クレジット化)で販売し、その収益を、アマモ場づくりなどに活用しています。2024(令和6)年度は、12月13日(金)まで販売します。詳しくは、同市ホームページで確認してください。
TOPICS【アマモ】って何?
アマモは、浅い海で育ち、花を咲かせて種を作る海の植物。アマモ場は「海のゆりかご」とも呼ばれ、⽣き物の産卵場や⽣息場になっているほか、水をきれいにしたり、光合成によって二酸化炭素を吸収したりする役割も果たしています。
アマモなど海の植物が吸収した炭素は「ブルーカーボン」と呼ばれ、気候変動対策として世界的に注目されています。