堂本光一さんが2000年から東京・帝国劇場、福岡・博多座、大阪・梅田芸術劇劇場で上演を重ねてきたオリジナルミュージカル「SHOCK(ショック)」シリーズが、「Endless SHOCK(エンドレス ショック)」博多座公演中の9月28日に通算2100回を達成しました! 国内の演劇・ミュージカルの単独主演公演として前人未踏の記録を打ち出した同日昼の部公演のカーテンコールは、堂本さんの偉業を祝うセレモニーに。共演の佐藤勝利さんほかSHOCKカンパニーの皆さんに加え、福岡のゆるキャラも駆け付けて博多座ならではのお祝いムードに包まれました。
「夜公演があるからセレモニーはすぐに終わらせよう!」
「Endless SHOCK」(堂本光一作・構成・演出・主演)のカーテンコールで劇場内に割れんばかりの拍手が巻き起こる中、堂本さんがあいさつ。「ありがとうございます。きょう2100回目の公演を迎えました。でも夜公演があるので、セレモニーはすぐ終わりたいと思います」という予想外の言葉に共演者は驚きの表情を見せ、客席は大爆笑。
約5年ぶりに本作に出演した辰巳雄大さんと福田悠太さんの進行でセレモニーがスタートすると同時に、背景に花火と「上演回数2100回達成!」のメッセージが映し出されました。さらにステージ上部にくす玉が見えるやいなや、堂本さんが“待ちきれない”とばかりに走り寄って割ってしまい、辰巳さんと福田さんのあたふたする姿にもどっと笑いが巻き起こりました。
続いて、福岡キッズの角田リョウさんと木村美月さんが花束を抱え、福岡のゆるキャラたち(ふくおか官兵衛くん、ポートくん、フータ、海っぴ)がビッグサイズの特製ケーキと一緒に登場。堂本さんは「ありがとう!」と笑顔で応えました。その後のメディア向けの記念撮影でも、堂本さんを気にして速やかに進めようとする辰巳さんと福田さんとのやりとりが笑いを誘いました。
「博多座は素晴らしい劇場で、幸せをいただきました」
メディアからの質問タイムに移ると、すかさず「2問で(早く終わろうね)」と堂本さん。インタビュアーに「まだ時間は大丈夫です~」と返され前人未踏の記録達成について聞かれると「とにかく僕は夜公演のことで頭がいっぱいで…。2101回目にかけたいなと思います」。またもや場内は笑いに包まれました。
さらに博多座での思い出を聞かれた堂本さんは「素晴らしい劇場で、ここでパフォーマンスができるのは幸せです。最高のパフォーマンができるようにとスタッフの方々に支えられているのを感じながら、今回も素晴らしい1カ月間でした。12年前からずっと幸せをいただいてきました」と振り返りました。
11月帝国劇場でのラスト公演に向けての思いは「(今年で)やめると決めたので、しょうがないですね」。クールにも聞こえるものの、そこにはさまざまな思いが隠れているように感じられました。そして堂本さんは最後に「夜公演も頑張ります」と締めくくりました。
「Endless SHOCK」大千穐楽公演のライブビューイング11/29に!
“日本一チケットが取れない舞台”ともいわれる「Endless SHOCK」。大千穐楽(せんしゅうらく)の11月29日(金)13:00公演のライブビューイングが決まり、全国の映画館で生中継されます。
入場者プレゼントとして「Endless SHOCK」2024カンパニーのスタッフパスを模したオリジナルカードの配布も。大千穐楽公演の特別カーテンコールまで、大迫力のスクリーンで楽しめます。
料金、上映館、チケット販売に関する情報は下記サイトで確認を。