<何でもやりたい!>娘のお手伝いハプニング まさかの一言で母、大爆笑

娘が3歳の頃の話。娘は、食事の時にカトラリーやお皿を並べてくれたり、一緒に買い物に行く時にはカゴを持ってくれたり、よく周りに気付いてお手伝いをしてくれる子でした。そんなある日、当時妊娠中だった私は昼食の時間を前にうとうとしてしまい、その間にある事件が起きてしまったのでした。

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お手伝い大好きな娘

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 2歳を過ぎたあたりから何をするにも「自分でやる!」という場面が増えた娘。できることが増えていくのが自信につながったのか、いつしか身の回りのことだけでなく、家のことまでお手伝いしてくれるようになりました。

 私が料理をしているのを見てカトラリーなどをテーブルに並べてくれたり、私が洗濯物を取り込んだのを見て一緒に洗濯物を畳んでくれたり、私はそんな娘を頼もしく思っていました。

ウトウトしている間に事件が

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 そんな娘が3歳になった頃のある日。当時妊娠中だった私はとにかく1日中眠くて、1度座ってしまうとすぐにウトウトしてしまっていました。この日も娘と一緒にパズルやブロックをして遊んだり、絵本を読んだりして過ごしていると、いつものように睡魔が襲ってきました。

 「ママ起きて!」と何度か娘に揺さぶられながらなんとか絵本を読み終え、時計を見るとお昼時になっていました。
 「そろそろお昼ご飯にしないとね。何食べようか? 冷蔵庫に何かあったかな~?」と娘と話しながら少しゴロゴロしていると、私はいつの間にか夢の中へ…。

飛び起きたら娘も床もオレンジ色に

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 「さすがに起きないと…。娘も一人にさせて可哀そうだし、昼食の準備もしなくちゃ。でも眠すぎる…!」そんなことを思いながらなかなか目を開けられずにいると、
 「パン!!」という物音が聞こえ、私は飛び起きました。音のした方に目をやると、衝撃の光景が広がっていました。

 目の前にはオレンジ色の口をした娘が立っていて、娘の服も床もカーペットもオレンジ色に染まっていたのです。
 「え!? 何が起きたの!?」寝ぼけていることもあり状況が飲み込めず、ただただあっけにとられていた私。

 「○○ちゃんどうしたの? 何があったの?」と娘に聞いても、何も言わずモジモジしていました。しかし娘の手には封の開いたレトルトのミートソースの袋が…。

娘の優しさに感謝

 赤ちゃんや自分より年下の子のお世話をすることが大好きな娘は、第二子の妊娠が分かった時はとても喜んでくれ、以前にも増してお手伝いを積極的にしてくれるようになりました。

 今回もウトウト寝てしまっている私に代わって昼食の準備をしようと、レトルト食品を自分で開けようとして大爆発! 娘は部屋も自分の服も汚してしまい、自分の口もミートソースだらけでどうしたら良いか分からず、立ち尽くしていたのでした。

 「そのミートソース、ママの代わりに準備してくれようとしたの?」と聞くと静かに頷く娘。その瞬間、娘の優しさと、娘に対しての罪悪感が入り混じり、私は泣きながら
 「ごめんね、ありがとね」と繰り返し伝えました。すると娘はキョトンとした顔で
 「お昼ご飯、困ったねえ。どうしよっか?」とポツリと呟き、その切り替えの早さに大爆笑したのでした。

 そんな娘も現在は6歳になり、2歳になる弟の面倒をよく見てくれています。弟は絶賛「自分でやりたい期」で、弟がお菓子の袋や飲み物の蓋を開けようとすると
 「危ないから! 私がやってあげるから!」と助けてくれようとします。そんな姿を見て、娘のあの日の事件を思い出して心の中でクスクスと笑ってしまいます。

(ファンファン福岡公式ライター/Lealea)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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