菓子の卸売会社「福岡大塩するめ」(福岡市中央区)が月に1度「倉庫大開放市」を実施していると知り、10月の開催日に現地へ。菓子やおつまみなど多種多様な商品が並んでいる中、300円の「詰め放題」が人気とのことで早速挑戦してきました!
※表示は税込み。
口コミで広まった月に1度の「倉庫大開放市」
同社の倉庫大開放市が始まったのは2020年。新型コロナウイルス感染症の流行で学校や幼稚園が休みになり、子ども会などの催しも中止に。イベント用に仕入れていた菓子の賞味期限切れが迫る中、同社は「捨てるくらいなら、安くしても誰かに食べてほしい」と倉庫での販売を決めたそう。
普段はシャッターを下ろしている倉庫ですが、月に1回、第3か第4の金・土曜に開放することに。密室ではなく外で開催していることもあり、近所の人を中心に評判となり、口コミで広がっていったそうです。
毎月の開催を心待ちにしている人が多く、倉庫大開放市は今も継続。賞味期限が近いものやパッケージ変更により店舗で販売できないものなどをお値打ち価格で提供しています。「今日は何があるかな?」と掘り出し物を見つける楽しさもあって、近所の人はもちろん遠方から訪れるファンも。10月のこの日は福岡市東区や南区、春日市などから来ている人もいました。
300円の「詰め放題」は大人気。何個ゲットできるか挑戦!
菓子やおつまみ、和菓子や洋菓子など多種多様な商品が並んでいる様子は確かに大開放。手書きの値札のお得感にワクワクします。中でも300円の「詰め放題」が人気とのことで早速挑戦することに。この日はナッツや小魚、カボチャの種、クコの実などが入ったおつまみの小袋が対象でした。
透明のビニール袋に詰め放題で300円。無駄な隙間ができないように、小袋を丁寧に押し込んでいきます。横目で常連さんの動きを観察すると、ビニール袋を伸ばしながら入れている! なるほどその手があったか!
常連さん同士の会話に耳を傾けながら、無言、無心でぎゅうぎゅう。「少し上からはみ出てもOKもらえますよ」との耳寄り情報に「ふむふむ」。数えながら記録と闘っていた隣の常連さんは「これで70個!」と手を止めてにっこり、意気揚々と会計に向かっていきました。
その後ろ姿に向かって「負けないぞ」と心の中でつぶやき、黙々と詰め続けること約5分。袋がパンパンになり会計へ。「70個は超えたかも」と自信はあったのですが、結果は58個。力不足を感じました。それでも詰める楽しさと達成感に大満足♡ これで300円はコスパ最高です!
バラエティー豊かな菓子やおつまみがお得に買える!
「詰め放題」以外にも注目の商品がずらり。カルパスやあたりめなどもお値打ち価格で購入できます。ふりかけやさけフレーク、冷凍食品、粉末スープなど菓子以外の商品も狙い目です!
「味カレー」も3個で100円とは破格です! まさに「早いもん勝ち!!」の商品で、思わずかごに入れてしまいました。
毎月訪れているという近所の人は「大阪で一人暮らしをしている孫の好きなお菓子を買いました。ふりかけも買ったので、お米と一緒に送ります」と話してくれました。
「詰め放題」の他に、お酒に合いそうなおつまみを中心にセレクト。大好きなサツマイモのチップスやご飯のお供にびん詰めのさけフレークも買いました。トータル何と2,700円! レジに並んだ他のお客さんも買い物かごをパンパンにして2,000~3,000円分でしたよ♪
「近所の人がおしゃべりしながら、月に1度の開催を楽しんでくれています。毎回目玉商品が変わるので、リピーターさんも多いですよ」と営業本部長の永田将さん。次回の開催は12月20日(金)、21日(土)の2日間で時間は10:30~19:00。クリスマスや年末年始が目前なので、大量にお菓子を買い込むのもいいかもしれません♪
福岡大塩するめ
住所 福岡市中央区赤坂3-13-4
電話 092-711-0203