児童館で会ったママにドン引き!  距離を置こうと決めた衝撃の出来事とは…

私には2人の子どもがいます。上の娘が生まれた後、近くの児童館で実際されている0歳児のイベントに参加するようになりました。イベントには毎週楽しみに通っていました。特にママ友はいませんでしたが、毎回顔を合わせるママと友達になれるかなと思って話をしていたら… 思わぬ結果になった話です。

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児童館で初めてのママ友ができた

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 近くの児童館では、毎週決まった曜日に年齢別のイベントが行われています。0歳児は手形をとったり、寝相アートや身長体重測定会などがあり、多いときは40組以上の親子が参加していました。私はいつも楽しみに通っていました。特に手形足形がもらえる「成長記録」など、自宅ではできない体験も多く、遅刻してでも頑張って通いました。

 当時はママ友がおらず、「児童館ならママ友ができるかも!」という期待もありました。しかし、すでに出産した産院で友達になっている人たちが多いようでした。特に30歳前後のママさん同士でグループができており、40代の私と年齢が近い人はなかなか見かけません。

 ある時、たまたま名前の順番が近い男の子ママさんと、話す機会が増えました。
 その男の子ママTさんは、30代なかばで初産だということ。男の子は、娘よりも3カ月ほど月齢が上。ちょっぴり先輩ママのTさんはお話し好きで、あちこちのベビー用品店情報を知っていて、詳しく教えてくれました。まだ数回イベントで顔を合わせるくらいだったので、個人的に会うことはありませんでした。

お金のことを詮索してくるTさん

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 ある日、Tさんと話していると、おもちゃやオムツの銘柄から家庭の収入の話題へと発展しました。いつも使っているオムツの銘柄を伝えると、
 「〇〇のオムツは高いから、収入が良いんでしょ?」とうらやましそうに、そして探るように言うTさん 。
 オムツで収入を確認するの?! しかも、高額なオーガニックコットンでもないのに?! とびっくり。実は、Tさんはオムツを1円でも安く買うために、 色々なドラッグストアをチェックしていたのです。

 他にも、娘が着ているお下がりのハイブランドの服を見て
 「その服、一着〇千円位でしょ? うちはとても無理!」などと、値踏みを始めます。

 折しも、保育園の入園申し込みが始まる時期で、お互いの仕事の話にもなりました。退職していた私は保活をしていませんでした。  
 「共働きが多い地域なのに、共働きじゃないことがうらやましい!」と、夫の職業と給料、さらに私の昔の職業のことまで聞いてくるTさん…。

 金の亡者のような態度に、私はだんだんと嫌悪感を覚えました。

もう無理! 距離を置こうと決めたきっかけは?

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 衝撃を受ける出来事はまだ続きます。Tさんの息子くんは、早い段階で離乳食を始めていました。でも、Tさん独自の離乳食の考えにびっくり! 月齢に合った食材チェックは気にせずに、自分の食事の一部を味付けはそのまま刻んで与え、柔らかいものは自分の器から箸であげていると言ったのです。

 初めての離乳食にプレッシャーを感じていた私はドン引きです。虫歯菌をうつさないために、食材を冷ますためにフーフーと息をかけることすら良くないと思っているのに…。

 決定的に子どもへの関わり方、考え方の違いを目の当たりにして、私はもう限界だと思いました。
 「深い付き合いになる前でよかった。Tさんとは距離を置こう!」そう決めた私は、イベントは月1回だけ行くことにし、開始ギリギリに行き、Tさんとは離れたところに座るように。話すこともなくなりました。

 4月になると、Tさんの息子くんは保育園に入ったようでそれからは会っていません。

 ママ友って昔からの友達とは違い、共通しているのは「同じ年齢の子どもがいる」というだけ。普通の友人は「自分と合うかどうか」で選ぶことができますですが、ママ友の場合にはそれができないからトラブルが起きるのだと思います。
 自分の気持ちを優先してよかった! と思った出来事です。 

(ファンファン福岡公式ライター / 嫁美)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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