七五三のお祝いランチが残念すぎる! ドケチ義母にドン引きした話

娘が3歳のとき、七五三のお祝いをしたときのこと。義母が節約家だとは知っていましたが、お祝いの外食を、まさかの断固拒否! 娘のお祝いを特別な日にしたいと考えていたのですが、当日は何とも残念な結果になってしまったのです…。

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七五三のお祝いは義実家で

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 娘3歳の七五三は、夫の実家近くにある有名な神社に参拝することになりました。自宅からも車で約30分ですし、人気の神社とあって、付近にはたくさんのおいしいお店が立ち並んでいます。参拝後のお祝いランチに懐石料理店を予約しようと思った私たち夫婦は、義両親へ相談することに。

 しかし、義母は筋金入りの「節約家」。基本的に外食を
 「もったいない!」と嫌うタイプの人です。

 今回は日ごろの感謝を込めて、私たち夫婦が費用を出すつもりでいたので
 「気にせず来てください」と電話で連絡をしました。

節約家の義母

 義母に話すと、
 「う~ん、そうね…」と歯切れの悪い返答。

 「懐石料理なんて高いんじゃない?」と苦笑いされましたが、そうは言っても七五三のお祝いです。私も久しぶりの外食にワクワク。何としてでも行きたくて
 「ランチなのでそこまで高くないですよ」と食い下がることに。

 「娘のお祝いですし、たまには一緒に食事をしませんか?」と必死で伝えました。でも義母は
 「でも、Aちゃん(娘)も着物を着ているから汚れたら困るし、何より慣れない環境に疲れちゃうでしょ。だから家でゆっくり食べた方がいいんじゃない?」と言ってきました。

 私はなおも
 「着替えを持っていくつもりなので、車の中で着替えさせますし、座敷の個室なので、少し疲れたら眠っても大丈夫です!」と伝えました。

 しかし義母は納得がいかない様子で、その日は結局
 「お父さんにも聞いてみるわね」と言い、電話を切られてしまいました。

外食はNG?! 義母に押し切られる結果に

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 それから数日後。待てど暮らせど義母から連絡がないので、再度夫を通して確認をしました。すると
 「色々考えたんだけど、やっぱりお家でゆっくり食べましょうよ。お金ももったいないから、外で食べるのは好きじゃないし…」と義母は外食を断ってきたのです!

 夫も
 「いや、特別な日だし、お祝いの雰囲気を娘にも味わってほしい」と何度か説得を試みましたが、頑固な義母の心は変わらず。
 では義父を味方につけたら? と思ったのですが、義父は
 「どちらでもいいんじゃない」という曖昧な返事だったので、結局義母の意向を押し切られ、外食ではなく義実家で食べることになってしまいました。

七五三はむなしい結果に

 七五三の日、参拝後は義実家へ直行し、着替えた後に近所のスーパーでお惣菜とお寿司の詰め合わせを購入。ケーキなど特別感のあるものもなければ、部屋の飾り付けなどもなく、至って普通の食事で終了しました。

 義母はとても満足げ。
 「ほら、Aちゃんも喜んでいるでしょ?」と笑っていましたが、七五三のお祝いが全く映えない食事になり、私はガッカリ。
 夫も
 「せめてお寿司屋さんで買えば良かったね…」と帰りの車で後悔の念を口にしていました。

7歳のお祝いは盛大に!

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 初めての七五三のお祝いが、なんだか微妙な感じで終わってしまった私たちは、「7歳のお祝いこそ盛大にやろう」と心に決めました。
 
 幸い、7歳のお祝いはコロナ禍で自粛ムードだったこともあり、義両親は誘わず私たち家族だけで行いました。
 娘の大好きな食事と、ケーキを楽しく食べてお祝いをし、心に残る記念日に。

 実は娘は、幼いながらに3歳のときのことを覚えていたとのこと。だからこそ、7歳の七五三が楽しかったらしく、特別な日を祝う喜びを感じてくれました。

 あれ以来娘は
 「おばあちゃんは、スーパーのお惣菜が好きなんだよね!」と言っています。悪気はないかもしれませんが、私には嫌味のように聞こえて、つい笑ってしまいます。

 今でも過度なほどに節約家の義母ですが、周りを巻き込んでいることには一切気が付いていない様子。家族のためと思っているのかもしれませんが、ちょっぴり残念だなと思ってしまう私でした。

(ファンファン福岡公式ライター / なないろひまわりさん)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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