積極的に参加した保育園見学 しかし結局決まったのは第7希望の園だった! 

みなさんは保活されましたか? 希望の保育園に電話をして見学に行く。見学して良いなと思った園に入れる人もいれば、そうではない人も多いはず。わが家も、良いなと思った園には入れない組でした。

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保活スタート! 張り切って保育園見学に

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 待望の赤ちゃんが産まれて半年くらい経ち、そろそろ保育園選びを開始するために市役所に行くことにしました。どういった手続きが必要か全然分かっていなかったので、必要書類を受け取って市役所の方に言われた言葉が
 「まずは希望の園に見学に行ってくださいね。」
この一言で保育園の見学に行くものだと知りました。

 わが家の近くには小規模型の保育園をいれたらたくさん保育園があり、徒歩で行ける保育園はすべて希望を出そうと思っていました。早速、希望する保育園に電話をして園見学を予約。第7希望くらいまで記載予定だったのですが、同じ系列の園は1か所のみ見学予約をして5箇所ほど見学に行きました。

見学で夢ふくらむ

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 夫と一緒に保育園見学。第1希望の園は1番家から近い。やはりこの「家から近い」は重要ですよね。歩いて保育園に到着。保育園の案内は男性保育士の方がしてくれました。

 部屋の中はなんだかジメジメしていてちょっと暑いくらい。そんな中、子どもたちはお昼寝の時間でした。園庭もなく雨の日以外は近くの公園に遊びにいくとのこと。

 見学が終わり夫は
 「公園に遊びに行く時間は時間のロスやな。あとスタッフの雰囲気も微妙じゃなかった?」とイマイチな様子。

 「たしかに。雰囲気は微妙だったよね」とダメではないけど微妙な感じに私も戸惑いました。その足で第2希望にしていた保育園見学に。

 第2希望の保育園は、白の建物で最近できたばかり。中に入ったらお日様の光が入りとても明るく素敵でした。先生方も明るく笑顔で
 「こんにちは」と皆さんがあいさつしてくれます。とても雰囲気もよく、屋上には遊べるスペースもありました。

 先ほどの園とは全然違う雰囲気に夫も
 「とても良いね。1番近いわけじゃないけど、こっちを第1希望にしたら」と笑顔で提案。私も同じ意見だったので嬉しく思いました。

 第3希望からは小規模園だったので、どの保育園も園庭がないのは当たり前。園の雰囲気だったり先生の雰囲気だったりも似たり寄ったりでした。ですが、保育園の希望順位は家から近いことではなく、保育園から公園が近いことや部屋が広いことなどを配慮して希望順位を変更しました。

入園通知書が届く

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 2月末に市役所から保育園入園の用紙が届きました。ドキドキしながら開封すると、入園通知書に記載されていたのは「第7希望の園」。わが家で重視していた「公園が近く、部屋が広い」という希望から離れた「公園が遠く、部屋が狭い」園でした。

 保育園に入れたことに喜ばないといけないのは分かっていますが、夫は
 「えー、最悪やな。これ入園やめたら?」と、とても嫌そうな顔。夫の無神経な発言にいら立ち、
 「この園の希望も書いたから仕方ないやん。そんなこと言うなら書くのやめたら良かったのに!」と、こちらも怒り口調に。

 そして、
 「入園辞退したら一段と保育園入園の点数が減って、どんどん優先順位が下がるの知らんの?」と私は怒って言いました。そんなことを知らなかった夫は謝ってくれましたが、どこか不服そうな顔。仕事の復帰も迫っているので、第7希望でも保育園に入れることをラッキーだと思い、入園することに決定しました。

見学って必要ですか

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 保育園見学に行ったときは「行って良かった」と思いましたが、逆に見学をしたことで保育園に対して順位ができてしまいました。そしてその結果、先入観が入ってしまい「ここに通わせたい」「ここには通わせたくない」などと思ってしまいました。

 第7希望で入った保育園は幸いにも先生方がとても素敵な方たちばかりでしたので、あの時辞退しなくて良かったと思いましたが、保育園見学は絶対に必要なことではないと私は感じました。

 見学に行っても「すべて」が見えるわけではなく通園してみないと分からないことは多いはず。幼稚園とは違い希望の園に入れるか分からない保育園。見学に行っても入れないのであれば見学にいく意味あるの? と思ってしまった出来事でした。

(ファンファン福岡公式ライター/ししへび)

※この記事内容は公開日時点での情報です。

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