福岡市美術館の魅力や軌跡について、コンサベーション(作品の保存管理)をしている渡貫さんにお伺いしました。この記事を見て少しでも多くの方に福岡にある美術品に興味を持っていただけたら嬉しいです!
※本コンテンツは【ファンファン福岡×大村美容ファッション専門学校】とのタイアップ企画で、同校の生徒が取材・執筆した記事です♪
印象に残っている展示会と理由は?
2015年に行われた「コレクションハイライト」
テーマに沿って、作品たちの軌跡が分かる展示会。渡貫さんは作品の保存管理をしていらっしゃるので、それぞれの作品がどのようにして福岡市美術館に辿り着いたかなどの歴史が学べて面白かったそうです。
美術館に勤めたきっかけとやりがいは?
渡貫さんがこの仕事を志望したのは、元々美術関係に興味があり、美術作品をより間近で見ることができる仕事だからだそうです。
渡貫さんがしている保存管理の仕事は1年に1件あるかないかで、数としてはそう多くありません。保存管理を行う中で、その作品を作った方の生き方を知る事ができ、作品そのものに触れることができる点にやりがいを感じているそうです。
福岡市美術館の1番の魅力は?
歴史のある所蔵品はもちろん、教育普及活動に力を入れていることが魅力です。約150人のボランティアや多くの方のサポートがあるそうです。
教育普及とは
「アートといきる」ということを活動方針に、誰にとっても安全であり、誰もが美術に触れることができる場であることを目指します。様々な機関との連携、利用者との共働を通して、新しいことへの挑戦を続けています。
作品の可能性
美術館では、様々な時代や作品の想い、思想・哲学を、作品を通して学ぶ事ができます。「作品が残っていること」を大切にしながら私たちに美術の魅力を伝え続けている場所です。私たちが生まれる遥か昔の作品から、近代の作品まで歴史を感じることができます。
福岡市美術館
◆住所 福岡市中央区大濠公園1-6
◆開館時間 9時30分~17時30分
※7月~10月の金・土曜日は午後8時まで開館(入場は閉館の30分前まで)
◆休館日 月曜日・12月28日~1月4日 (月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日)
◆観覧料金 コレクション展・企画展 一般 200円 高大生 150円 中学生以下 無料