福岡市中央区の高砂一丁目交差点から徒歩約1分。ターコイズブルーのエントランスが目印のパティスリーカフェ「ボンポワンブルー」は今年3月にオープンしました。こじんまりした間口ながら、中に入ると奥に長く広く、客席はゆったり。カウンター席も多く、「新しい生活様式」でコーヒータイムを楽しむのにぴったりの隠れ家です。
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「店名のボンポワンはフランス語で“ご褒美”という意味。それに店のテーマカラーのブルーを合わせました。お客さま自身のご褒美に、または誰かのご褒美に当店をご利用ください」と話すのはオーナーパティシエでありバリスタも務める丹後雅弥さん。 京都市の名店「小川珈琲」でコーヒーについて学んだ丹後さんは、「ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ2017」で決勝まで進んだこともある、確かな技術の持ち主です。
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同店では、小川珈琲勤務時代の上司が開いた自家焙煎(ばいせん)コーヒー店「京都 珈道」の豆を使い、丹後さんが丁寧なハンドドリップで多彩なコーヒーをいれています。また、それらにマッチする繊細な味わいが魅力のスイーツを提供しています。
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華やかなスイーツが並ぶショーケースの前で何を選ぼうか迷っていると「夏はこれが爽やかでおすすめですよ」と声を掛けてくれたのが、料理長の堀内俊佑さん。小川珈琲勤務時代の同僚であり、丹後さんの志に共感して京都から移住してきたといいます。
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早速、おすすめされた「ルージュ テ オレ」(税別430円)をいただいてみました。ミルクで作られた絹のように滑らかなブランマンジェの上に、ベリー系のソースがたっぷりとのっています。
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ブラマンジェの豊かで濃厚な風味の下は、紅茶のふるふるゼリー。このゼリーの香りが驚くほど華やか! 紅茶愛好家に人気の千代乃園(福岡県八女市)の和紅茶を使っているそうで、その上品な赤い色もこのデザートを印象的にしています。酸味、甘み、華やかな香りとおいしさをフルに楽しめるデザートです。
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ピスタチオの濃厚クリームがたまらない「エグリーズ」(450円)もおすすめ。九州産小麦で作ったショコラジェノワーズ、バナナとピスタチオのクリーム、さらにガナッシュで作られています。コクのあるコーヒーと相性ぴったりです。
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水出しコーヒーは、9月までの季節限定メニュー。12時間じっくりと水に漬けて抽出され、華やかなさっぱり風味と、濃いめのどっしり風味の2種類があります。使われる豆は日替わりで、この日はエチオピア産。少し湿度のある夏の日にぴったりの爽やかなおいしさです。
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堀内さんが腕を振るうランチも人気で、例えば「九州産若鶏の和風ソース」(単品800円、ドリンク付き1,000円)や「えびとナスのソースのパスタ」(同)など2週間ごとに内容が変わります。
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ランチタイムもティータイムも、好きな時間帯にゆっくり楽しめるお店といえそうです。
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全てのドリンクはテークアウトでき、コーヒー豆も販売しています。コーヒー好きは、ぜひのぞいてみてください。
BON POINT BLEU(ボンポワンブルー)
住所:福岡市中央区高砂1-15-7 シルバー高砂101 電話:092-516-2453 営業:11:00~20:00(日曜~18:00) 水曜休 インスタグラム @bonpointbleu