福岡・柳川の癒やしスポット「カフェ憩」！紅葉シーズンも楽しめる庭園カフェで特別なひとときを

2024年12月1日

　福岡県柳川市にある「カフェ憩」は心落ち着く庭園が印象的な場所です。今年7月、「ゲストハウス憩」に併設してオープンしました。世界的庭園デザイナー・石原和幸氏プロデュースのこの庭園は、紅葉シーズンにひときわ見る人を魅了します。知る人ぞ知る柳川の癒やしスポットへ出かけてみては。

石原和幸氏プロデュースの庭園！

　扉を開けた途端、庭の色彩に引き込まれます。モミジが織りなす里山のような美景。紅葉シーズンは赤や緑の木々、青空との対比が美しい景色が広がります。雨の日はみずみずしくしっとりとした雰囲気が味わえるそうです。

　2023年4月の「ゲストハウス憩」オープン後、石原和幸デザイン研究所柳川出張所を兼務するオーナー自らが庭とカフェを施工。元々あった庭を大胆にリガーデンし、植物も生き生きとよみがえらせました。水の流れ方、石の組み方などは自然な姿にこだわり、季節の花のほか数十種類の植物が植えられています。

心ほどけるスイーツタイム堪能！

　店内は靴を脱ぐ和室なのでリラックス度も高まります。おすすめの席は縁側。穏やかな水音が聞こえてきて、風に揺れる木、池に差し込む光、散っていく葉っぱなどに自然と意識が向きます。忙しい日常を離れ、ずっと眺めていたくなる魅力があります。庭の絵を描きながら“ひとり時間”を過ごすお客さんもいたそうです。

「今日のスイーツプレート」（バスクチーズケーキ、クレームブリュレ、ミニアップルパイ）に大満足

　スタッフの野田さんがパティスリーでの経験をもとに作るスイーツはどれも優しい味わいです。てんさい糖を使うなどほんのりとした甘みを大切にしています。人気メニューは「今日のスイーツプレート」（1,210円、飲み物とセットで1,650円）。定番のバスクチーズケーキもしくは季節替わりのケーキ（12月は「ブッシュ・ド・ノエル」）と合わせて3品が盛られたぜいたくな逸品です。

　バスクチーズケーキは濃厚な味わいで上品な甘さ、滑らかな口当たり。一口食べれば至福に浸れます。ベリーソースやエディブルフラワーが添えられて見た目にも華やか。お皿にあしらわれたモミジもすてきです。バニラ香るクレームブリュレ、バターの風味が利いたミニアップルパイも美味。ちょっとずつ3品楽しめるのもうれしいポイントです。

　カフェタイムをじっくり満喫したい人は軽食やスイーツに「ティーフリー」をセットにすることも可能です。「3種類のフレーバーティー」（＋1,100円～）、「2種類のフレーバーティーと1種類のミルクティー」（＋1,250円～）から選べます。

　「厚焼き玉子とハム＆チーズのホットサンド」「チキンキーマカレーのホットサンド」（各880円）、「ぜんざい」（お漬物とお茶付き、800円）などの軽食も提供。そのほか、焼き菓子「ココナッツ」「紅茶」「プレーン」（各550円）も販売しています。「柳川いこいクッキー」（焼き菓子3個セット、箱入り1,800円）は贈り物におすすめです。

　「初めて来た方に『柳川にこんなところがあったんだ』と店内の雰囲気に驚かれます。まだまだ知られていないので、柳川散策の際に足を運んでもらえたら」と野田さんは話します。

ペットと泊まれるゲストハウスも魅力！

　「カフェ憩」は宿泊者の朝食スペースであるほか、イベント、ミニセミナーといったシーンで利用できるよう、貸し出しもしています。

　また、併設の「ゲストハウス憩」はペットも一緒に泊まれる宿として重宝されているそうです。海外からの利用者も多く、日本的な癒やしの空間、スタッフの心配りなどに魅了されるファンが増えています。
　　　
　「街の中で自然を感じられる憩いの場になれば。水の音、小鳥の声を聞きながらゆっくりしていただきたいです」とオーナー。庭園美とカフェが融合した空間で特別なひとときが過ごせます。