【ペナン島】世界遺産の街で味わう、多文化と自然が息づく美しい風景 リポート~後編~

ジョージタウンの街並み

 「東洋の真珠」とも称され、世界中から人気を集めるリゾート地の一つ、マレーシアのペナン島。前編では、世界遺産の街ジョージタウンや観光スポット巡り、グルメ情報についてお届けしました。

 さて、この後編では、スリリングな体験のできるテーマパークや、ペナン島ならではの野生動物に出会える癒しスポットなど、アクティビティ施設をご紹介していきます。現地から届いた写真とともにお楽しみください♪記事の後半には、ペナン島までのアクセス方法も解説します。

目次

スリル満点&癒し満載!ペナン島のおすすめアクティビティガイド

「エスケープ」で1日を遊び尽くそう

「エスケープ」のスリル満点アトラクション

 アウトドア型テーマパークの「エスケープ」では、バンジージャンプや、ワイヤーロープで滑り降りるジップコースターなど、40以上のアトラクションを体験できます。中でも注目したいのがウォータースライダーで、驚くことに全長は1,111m。ギネス世界記録にも認定されています!スリルを味わいながら1日を満喫したい人におすすめのスポットです。

蝶の楽園「エントピア」

 館内に足を踏み入れると、そこは15,000匹以上の蝶が自由に舞う楽園。バタフライファーム「エントピア」では、日本には生息しない珍しい蝶を間近で観察することができます。

 また、蝶のほか、イグアナや大きなカタツムリなど、ユニークな生き物も展示されています。トンボやホタルの保護にも力を入れている「エントピア」は、生物の生態系について探求したい人にも魅力的な施設です。

ケーブルカーで行く!動植物の宝庫「ザ・ハビタット」

 「ザ・ハビタット」は島中央に位置する標高830mのペナンヒルの頂上にある自然保護区で、100種以上の動植物や、1億3千万年前からの熱帯雨林で構成されています。ケーブルカーに乗り、約10分ほどで辿り着くこの保護区内では、自然散策を楽しむ最中で、日本では出会えない珍しい動物に遭遇することもあります。

つぶらな瞳が愛くるしい「ダスキールトン」

 取材スタッフは、マレー半島に分布する大型のサル「ダスキールトン」や、長い尾が特徴的な鳥「カザリオウチュウ」に出会えたようです。自然豊かなペナン島ならではの、心癒される贅沢なひとときですね。

「マジックワールド」で錯覚アートと仕掛けの世界へ

こんな面白いトリックアート写真が撮れました♪

 屋内テーマパークの「マジックワールド」では、目の錯覚を利用した面白いトリックアート写真の撮影を楽しめます。そのほかにも、館内にはマジックの要素が融合したような、さまざまな仕掛けが施されています。天候に左右されず、雨の日でも安心して訪れられる点が嬉しいスポットです。

「レインボースカイウォーク」でスリルと絶景を

 ジョージタウンで随一の高さを誇る高層商業ビル、コムタ。その中にあるテーマパーク施設「ザ・トップ」の「レインボースカイウォーク」では、地上249mのスリル満点の空中散歩を体験することができます。

コムタの最上階で「レインボースカイウォーク」

 コムタの最上階、ビルの外に突きだした全面ガラス張りのブリッジで待ち受けているのは、島全体を一望できる圧巻のパノラマビュー!ジョージタウンの街並みを背に写真撮影ができる、絶好のフォトスポットとしても人気があります。

 下を見ると足がすくんでしまうかもしれませんが、日中は壮大な景色を堪能でき、夕暮れからは夕日や夜景の美しさに浸ることもできる絶景スポットです。室内でも床が透明になっていて眼下が見渡せる場所もあるため、高所が苦手な方は、外に出なくても室内から景色を堪能できます。

アクセス方法

 福岡空港からペナン島への直行便はないため、乗り継ぎが必要です。

 今回、私たちが利用したのはシンガポール航空。福岡からのペナン島旅行には、シンガポールのチャンギ空港での乗り継ぎが便利♪福岡からチャンギ空港へは、シンガポール航空が毎日1便、また、乗り継ぎのチャンギ空港からペナン島へは、同航空が毎日5便運航しています。

運航スケジュール

今回私たちが乗ったシンガポール航空機

 シンガポール航空を利用した場合、福岡からペナンまでの移動時間は最短で約11時間40分。最短での移動シミュレーションと、運航スケジュールをご案内します。

■福岡空港-チャンギ(フライト時間:約6時間30分)
※毎日1便
FUK(福岡) 09:45-SIN(チャンギ)15:15

■乗り継ぎ時間(約3時間45分)
[ 到着 → ターミナル移動 → 保安検査 → 出発 ]と
チャンギ空港での乗り継ぎには、最低でも50分かかります。
時間にゆとりをもって、乗継カウンターにて搭乗手続きを済ませましょう。

■チャンギ-ペナン(フライト時間:約1時間25分)
※毎日5便
SIN(チャンギ)19:00-PEN(ペナン)20:25

上記以外のペナン行きの4便は、こちらの運航スケジュール。
07:50-09:20、09:50-11:20、13:15-14:40、15:40-17:10

同じ日に移動せず、シンガポールでの滞在を楽しむのも選択肢の一つです。

番外編:ジュエル・チャンギ・エアポート

 空港は通常、移動や乗り継ぎのための場所として利用されますが、シンガポールのチャンギ空港は、その枠を超えて観光スポットとしても人気を集めています。

レイン・ボルテックス

 チャンギ国際空港に隣接している商業施設「ジュエル・チャンギ・エアポート」の中でも、ひときわ目を引くこの巨大な滝。「レイン・ボルテックス」という名前の人口滝で、高さはなんと40m!室内を流れる滝としては世界最大級の大きさを誇ります。夜にはライトアップされた光景も見られるため、乗り継ぎで立ち寄った際には必見のスポットです。

 多数のレストランやショップ、ホテルも備えたこのジュエルでは、食事やお土産選びのショッピングを満喫できるほか、宿泊や休憩の場としての利用も可能です。施設に入るには、一度シンガポールへ入国する必要があるため、シンガポール航空の担当者いわく、乗り継ぎ時間が4時間以上ある場合に立ち寄ることをおすすめしているそうです。

※この記事内容は公開日時点での情報です。

著者情報

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